2人のお子さんを持つ、星野けいこさんが子どもが自分で考えて行動できるようになるようにと発案した「こども手帳」
ご存じですか?
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- 忘れ物はない?○○は持ったの?と声をかけるが忘れ物をして学校に行ってしまう
- 図工の材料で必要なものがあるのにギリギリに言われてイライラ…
- お友達との約束やイベントも忘れてしまったり、ダブルブッキングしてしまう
など…私ももう少ししっかりしていればよいのかもしれませんが
娘が親に頼りっぱなしな部分もあり、きちんと自分で予定や持ち物を確認したりする習慣があれば
忘れ物や自分が行きたいイベント、お友達との約束も忘れることがないのではないか、と思い使ってみようと思ったのがこども手帳です。
こども手帳とは、A5サイズのあな吉手帳、私が愛用している手帳術の子ども版といった感じであな吉手帳同様に
- マンスリーカレンダー
- やることシート
- デイリーシート
などを使用し、お子さんが自分で考えて行動できるように手助けしてくれる手帳。
※手帳があれば、必ずお子さんが自分で考えて行動できるようになるとは限りません
今回は、こども手帳について
- どんな手帳なのか
- こども手帳に必要なもの
- こども手帳を作るのにいくらかかるのか
上記3点を中心に、こども手帳についてじっくりご紹介していきます!
入園・入学はもちろん、学年が上がる、など、生活環境・学習環境が変わる春をきっかけに
- 自分のことは自分でできるようになってほしい
- 長期休暇の宿題も計画的にやって、親子共々充実した休暇を過ごしたい
- 今から手帳で自己管理することに慣れ、今後の生活・受験などにも役立ててほしい
と思っているお母さん!お子さんにこども手帳をプレゼントしてみませんか?
こども手帳ってなに?どんな手帳?
小さなお子さんは、大人のように時間の感覚が身について異なため、やらなくてはいけないことが終わってないのにマイペースに
「今やりたいこと」ばかりをやってしまいがち。
そんなマイペースなお子さんをみて、イライラして「早くしなさい」「あればやったの?」なんて、毎日同じようなことでガミガミ言ってしまいますよね。
親にいちいち指示されていると、「今やろうと思ってたのに!」とお子さんが自分で考えて行動する気持ちもなくなってしまいますし
なにより言われないとできない子にならないか心配…
毎日同じようなことで怒鳴るお母さんも、お母さんに怒られるお子さんも、ストレスが溜まっちゃいますよね。
そんなお母さん・お子さんにぜひ試してもらいたいのが、この「こども手帳」です。
そのお子さん専用の手帳、文字が読めない子から小学生まで、お子さんの年齢や性格に合わせて、手帳のリフィルを入れ替えできるのが特徴で
- 「朝起きたらやること」
- 「帰ってきたらやること」
などシーンに分けて付箋にやることを1つずつ書いていきます。
例えば、朝なら
- 顔を洗う
- はみがきをする
- 服を着替える
- 朝ごはんを食べる
- ハンカチ・ティッシュをカバンに入れる
幼稚園や学校から帰ってきたら
- うがいと手洗いをする
- お便りを出す
- 宿題をやる
- 翌日の時間割りチェック
など…
生活習慣や片付け、お手伝いなど、やることを1つずつ付箋に書いておくとできたこと、まだやっていないことが一目瞭然。
やるべきこと・準備するものがいつでもチェックできて
やりたいこと・ほしいもの・行きたいところなど、記録ができ、お子さんが安心して行動できるための情報やわくわくする気持ちが詰まったオリジナルのノートを作るとお考えいただければ、よいかなと思います。
こども手帳術講師の星野けいこさんは、こども手帳術の本を2冊出版されています。
ぜひそちらもチェックしてみてください!
>>Amazon「自分で考える子になる「こども手帳術」」
>>Amazon「」こども手帳術 親子で楽しく! 自主性、自立心が育つ!
こども手帳は、あな吉手帳のこども版といった感じなのですが、そもそもあな吉手帳ってどんな手帳なの?という方へ
あな吉手帳術について簡単にご紹介しますね。私も長年愛用している、あな吉手帳。
サイズはA5サイズ、6穴タイプのシステム手帳を使います。
リフィルは
- 横軸の月間カレンダー
- 週間カレンダー
- 年間カレンダー
- やることシート
- ふせんパッド
こども手帳同様に、日々のやるべきことはもちろん、やりたいこと、行きたい場所、ほしいものなど1つずつ付箋に書いて貼る。
やるべきことややりたいことは、毎日の手帳ミーティングでできそうな日の週間シートやデイリーシートに移動させて
当日は、貼ってある付箋の通りに行動すればOKというもの。
付箋に書いて貼っているだけなので、急な予定変更があっても対応できます。
あな吉手帳について詳しくはこちらの記事でご紹介していますので是非ご覧ください。
>>【愛用して5年目】あな吉手帳術の初期費用と講座受講の必要性について
SNSでも多くの方がこども手帳について投稿されています
こども手帳についてて調べてみると、インスタでの投稿をみつけたのでいくつかご紹介させていただきます。
こども手帳を作るのに必要なものは?
ではさっそくこども手帳を作るのにご準備していただくものをご紹介していきます。
ご自宅にパソコンとプリンターがある方は、バインダーを用意していただければ、すぐにこども手帳ができます♪
こども手帳に必要なものが以下の3点
- リフィル
- バインダー
- その他お子さんに必要だと思うもの(例えばぬりえ、お小遣い帳、できたよシート、ひらがな表など…)
リフィルはダウンロードできる
大人のあな吉手帳では、横軸タイプのカレンダーを使いますがこども手帳では一般的なボックスカレンダーでOK
リフィルは無料でダウンロードできるサイトもあり、私は自分の手帳も娘の手帳もこちらのサイトのカレンダーを利用しています。
>>pdf de calendar 2
他にもこちらのサイトからお好みのものをダウンロードしてもよいですし、市販のものをお使いになる方もいらっしゃいます。
>>ザウイの部屋
バインダー
手帳を使うなら絶対必要なのがバインダー
娘には「あな吉手帳」のバインダーを用意しました。
こちらのバインダーは、リフィルセット・バインダー単品でも販売されています。
>>Atelier Lien あな吉手帳術公式オンラインショップ
こちらのアトリエリアンアトリエリアンさんはあな吉手帳術の公式オンラインショップで、手帳本体はもちろん、関連書籍や手帳カバー、オリジナル付箋なども販売されています。
公式バインダーは上記画像のように表紙の差し替えが可能なので、お子さんが好きなキャラクターの紙など入れてあげると喜ぶかな、と思います。
お気に入りの写真や用紙を入れてあげてくださいね。
その他必要だと思うもの(例えばぬりえ、お小遣い帳、できたよシート、ひらがな表など…)
せっかく作った手帳、お子さんが毎日のtodoの確認だけするのはもったいない!
お気に入りの手帳で、毎日手帳を開いてtodoを確認するのはもちろん、お子さん自身がやりたいことや行きたいところ、そのほか「好き」を詰め込んだ1冊にしてあげましょう。
例えば、ぬりえやおえかき用の無地の用紙、ごほうびシート、ひらがな表など
小学生のお子さんにはお小遣い帳を入れてあげるのもよいですね。
ぬりえやおえかき用の紙があれば、外出先ちょっと暇な時間も手帳を開いておえかきすることができます。
ひらがな・カタカナ表を入れているお母さんもいらっしゃいますし
できたよシートを作り、やることが1つ終わったら1ポイント、お手伝いをしたら1ポイントなどとポイント制にしてたまったらご褒美を、という使い方をされている方もいらっしゃいます。
我が家では、普段娘にお小遣いをあげていませんが、ゲームセンターに行けば100円ずつ渡したりしているのでその都度お小遣い帳に記入
1か月間でどれだけお金を使っているのか、わかるようになればな、と試しにお小遣い帳を使ってもらっています。
※本人は記入するのが面倒だそうですが…
こども手帳作りで私がおすすめなのは「KF STUDIO」さんというサイト。
こちらのサイトでは
- ひらがな表・カタカナ表・ローマ字表などの文字表
- かけ算九九表
- 読書記録カード
- 自由研究カード
- 時間割り表
- ごほうびシート
など、様々な素材が無料で使わせていただくことができます。
こちらのスケジュールリフィルはこども手帳にもおすすめ!
>>2019年スケジュール帳・月間(A4)
A4サイズですが、印刷する際にA5に設定して印刷することができます。
娘のこども手帳の中身をご紹介します!
ではここで私が準備した娘のこども手帳をじっくりご紹介していきます!
中身は
- やることシート
- カレンダー
- おてつだいリスト
- wishシート
- ローマ字表
- ぬりえ
- おえかき
こちらはやることシート
手を洗う、髪を結ぶなど、やることを1つずつ書いた付箋を左側の枠に貼って
終わったら、右側に移動させてできたこととまだできていないことを可視化させるものです。
娘の好きなキャラクターのイラストを入れ、エクセルで枠を作ってプリントしてからラミネート、穴をあけています。
カレンダーには、学校での予定、お友達や家族で出かける予定など書き込んでもらいます。
お子さんが書いてもいいですし、お母さんが書いてあげてもよいですね。
曜日など英語で書いている部分もありますが、日曜始まりで赤が日曜日、青が土曜日だと事前に教えておけば戸惑うこともなさそうです。
pdf de calendar 2さんからダウンロード・プリントさせていただきました。
>>A5_054_月間ボックス(SUN)
A5のコピー用紙に印刷した後、こちらのパンチで穴をあけ、手帳に入れています。
>>CARL公式サイト「手帳用穴あけパンチ」
ローマ字表はいらないといわれたのですが、家庭学習の際などプリントしておけば使えるかも、と思って入れています。
ダウンロードさせていただいたのはこちらのサイトです。
>>ちびむすドリル小学生
娘がお友達とキャラクターのイラストを描いてプレゼントしあうのが楽しいそうで、ぬりえや写し絵ができる白い紙を入れてとリクエストがあったので
ぬりえと紙も入れています。
その他、私はおてつだいリストやお小遣い帳、行きたいところやほしいものを書いて貼っておくシートを入れています。
もう少しお家のお手伝いをしてもらいたいので、お手伝いポイント制を導入しようか検討中です。
ポイント制にしたとして、ポイントが貯まったらどうするのか、決まっていないのでそれ決まったらポイントカードを作って手帳に入れてみようかなと思っています。
こうして娘が「好きなもの」を中心に、手帳に入れるものを選ぶのがコツ。
お勉強してほしいからと計算練習プリントを大量に入れたりしても全くみてくれなかったので、まずは本人が好きなもの、喜びそうなものを入れてあげるのがよさそうです。
こども手帳を作るのにいくらかかる?
さて、ここで気になるこども手帳の作成費!
あまり高いと作る気にもならないですよね。
娘に用意したこども手帳はどれくらいかかったのか、計算してみましょう!
バインダーが手元になく、新たにバインダーを購入し、リフィルは自分でプリントする場合・・・
- バインダー:1944円(先ほど紹介したアトリエリアンさんで購入した場合)
- リフィル:200円程度(用紙+インク代、コピー用紙は500枚で300円程度で販売されています)
- インデックス:108円(セリアで購入したものをカット)
合計2252円程度でしょうか。
バインダー自体、こだわりがなければ600円程度から売られているので、それを使えば初期費用はもっと抑えることができます。
こども手帳を使ったらどうなるの?
手帳を準備するだけでは、お子さんはその手帳を使えないかもしれません。
なにを書いて、どうやって処理をしていくのか、大人のように考えることができないから
最初のうちは、やることを付箋に書き出して、一緒に付箋を移動させて、できたこととできてないことを可視化させてあげます。
できることが増えていくとお子さん自身も、「これだけできたんだ!」とうれしく思えたり、それが自信につながることも。
毎日の積み重ねが大事だと思いますし、手帳1冊で親も子どもも、怒る・怒られることが減ってお互い笑顔で過ごせる時間が増えるなら
試しに使ってみてもいいのかな、思います。
こども手帳 まとめ
いかがでしたか?
2人のお子さんをもつ星野けいこさん考案のこども手帳。
こどもが自分で考えて行動できるように、と発案された手帳術で
今回はどんな手帳なのか、必要なものや、手帳を準備するのにいくらかかるのかを中心に紹介させていただきました。
入園・入学はもちろん、学年が上がる、など、生活環境・学習環境が変わる春をきっかけに
- 自分のことは自分でできるようになってほしい
- 長期休暇の宿題も計画的にやって、親子共々充実した休暇を過ごしたい
- 今から手帳で自己管理することに慣れ、今後の生活・受験などにも役立ててほしい
と思っているお母さん、お子さんにぜひ使っていただきたのが、この「こども手帳」です。
- 朝、起きてから学校・幼稚園に行くまでにやること
- 帰ってきてから寝るまでにやること
などシーンに分け、それぞれ行動を1つずつ付箋に書いてやることシートに貼る。
実行できたら出来たよシートに付箋を移す
だけで、できたこととまだできていないことが一目瞭然に。
こども手帳を作るために必要なのは
- バインダー
- リフィル
- その他、お子さんに必要だと思うもの
の3種類
リフィルは1か月が見開きで見れるものがおすすめ。
やることを書いた付箋を貼るシートやお子さんが好きなものを入れておきましょう。
製作費は、バインダーやリフィルを自分でプリントするかどうかにもよりますが
バインダーはあな吉手帳のものを、リフィルは無料でダウンロードできるサイトかダウンロードして印刷した場合でも約2300円
バインダー自体にこだわりもなく、とりあえず作って使ってもらって、長く続きそうなときに別のバインダーを買うという場合でしたら
1000円もしないで手帳を作ることができます。
まずは1か月、手帳を作ってお子さんと一緒に毎日のやること、できたことを確認する機会を増やしてみませんか?
どれだけできたのか可視化することで、お子さんのやる気・自信にもつながるかと思います。
以上、【手帳大公開!】星野けいこのこども手帳術■中身は?リフィルはダウンロードできる?、でした。