先日、禁煙外来にいって禁煙を始めました。
2019年6月18日で、禁煙外来にいって32日目です。
きっかけは友人に「一緒に禁煙外来に行かないか」と声をかけてもらったこと、なのですが
- いつかは禁煙したいな
- たばこ辞めたらその分貯金できるかな
と考えてはいたので、今度こそ頑張ろうと思います。
- 最近は喫煙者も肩身が狭くなってきていて喫煙スペースがなくなったり
- たばこ代もどんどん値上がり
- やっぱり健康にはよくない
とわかっていても、なかなかやめられないたばこ
10年以上たばこを吸って、禁煙外来での禁煙も失敗し、様々な電子タバコにも手をだしたのに
やっぱり紙巻たばこがいいと、1箱510円のたばこがやめられない私が
- 禁煙外来で禁煙できるのか
- 初診時の様子から2・3・4・5回目の診察まで、どのような診察が行われたのか、どれくらいの金額がかかったか
など、徹底的にお伝えします!
禁煙外来で禁煙したいけど
-
- どれくらいの頻度で何回通院が必要なの?
- 費用はどれくらいかかるの?1回の受診と処方箋でいくらくらい?
- 薬を飲みながらの禁煙って辛くないの?
- 辛いときはどうしたの?
と疑問に思っているあなた!ぜひ参考に、禁煙外来での禁煙を考えてみてください!
私が人生2回目の禁煙外来に行こうと思った理由
たばこを吸い始めてもう10年以上、何度か自力でやめようと思ったこともありますが
なかなかやめられませんでした。
プルームテックやアイコス、mybluなど電子タバコも試してみましたが
やはり吸いなれたいつもの紙巻たばこから離れることができなかったのですが
「禁煙外来に一緒に行かないか」と、友人に誘われたのがきっかけで今度こそ禁煙しよう!と、禁煙外来へ行くことにしました。
前回失敗した理由は?
前回といっても、今から5年程前になるかと思います。
自宅からとても近いところに内科があり、そちらでも禁煙外来があったので、軽い気持ちで行ってみました。
全5回の診察、診察終了後も何度か「どうですか、禁煙できていますが」と看護師さんから連絡をいただいたりしていたのですが
まわりで吸っている人がいるとどうしても吸いたくなってしまいます。
禁煙外来に行っている期間中は、なんとか我慢できていましたが、受診が完了する3か月目以降は
「1本くらいならいいかな」という誘惑に勝てず、1本、2本…と、やめられませんでした。
一番の原因は自分の意志の弱さですね。「禁煙する!」と決意して禁煙外来に行ったのに…。
今回は「今度こそ!!」という気持ちで受診しました。
禁煙外来ってどんなところ?実際に行ってみた
禁煙外来ってどんな検査をするんだろう、と気になっている方もいらっしゃるのでは?
今回は私が受診した禁煙外来について、実際に行ってみた感想等をご紹介します。
受診した禁煙外来は、内科や消化器科の診察を行っている個人医院
比較的近所なのと、主人が通院した際に「先生いい人だよ」と言っていたので、同じ病院で受診することにしました。
もし受診しようとお考えの際は一度問合せやホームページを検索して確認することをおすすめします。
初回受診はこのような流れで進んでいきました。
- 問診表2種類に記入
- 診察室へ
- お会計
- 調剤薬局にてお会計と薬の受け取り・簡単な説明
問診表2種類は、初診用の問診票と、禁煙外来用の問診票で
- いつからたばこを吸い始めたのか
- 1日の平均喫煙数
- 禁煙したことがあるか
といった質問内容で、この問診票にニコチン依存度テストが含まれています。
※禁煙外来の保険適用には以下の基準すべてを満たす方が対象となっており、1つでも該当しない方は自由診療(自費)で料金負担となります。
- 1日の喫煙本数と喫煙年数をかけ算した数値が200以上の方
- 直ちに禁煙を開始する意思がある方
- ニコチン依存度テストによって依存が認められる方
- 全12週間の禁煙プログラムに参加することを署名で同意できる方
問診票を受け付けに提出後、禁煙手帳と禁煙に関する冊子をいただきました。
それを読んで待っていると診察室の呼ばれ、医師からの説明がありました。
※本来でしたらここで呼気一酸化炭素濃度の測定があるようですが、病院の機械が故障しているため、次回計測予定
以前、他の病院で禁煙外来を受診したときは、禁煙補助薬(ニコチンパッチとチャンピックス)の説明もありましたが
今回は説明なく、チャンピックスの処方でした。
- ニコチン依存症は、アルコール依存症や薬物中毒と同じようなもの
- チャンピックスの服用方法の説明
- その他疑問点はあるかどうか
といった内容で説明などがあり
- 薬の服用は翌日(私の場合5月18日)から
- 服用開始から1週間はたばこを吸っていてもよい
- 5月25日の朝から、完全禁煙
- 次回受診は5月31日頃
となりました。
医師からの説明自体は5分程度で終了
受付からお会計まで、30分もかかっていないような気がします。
待たされるイメージがあったのですがあっという間に呼ばれてお会計となりました。
何回通うの?
禁煙外来の治療は全12週間、約3か月で終了となります。
12週間の中で、初回受診以降は以下のようなスケジュールで受診することになります。
▼初回以降の通院間隔は…
- 2回目:初回受診から約2週間後
- 3回目:約2週間後
- 4回目:約4週間後
- 5回目:約4週間後
初回と2回目の診察では、2週間分のお薬を処方され
3・4回目では、4週間分のお薬が処方、5回目の診察で禁煙外来終了となります。
どんな検査をするの?
禁煙外来の受診時には呼気一酸化炭素濃度の測定があります。
検査は簡単で、息を吸った状態で20秒間息を止め、筒の中に20秒かけゆっくりと息を吐くだけ。
特に難しい検査ではありません。
こちらの検査は、呼気中の一酸化炭素濃度を測定するもので
呼気中の中の一酸化炭素はたばこ1本吸ったあと、5~6時間で半分程度の量になるそうです。
一酸化炭素は
- 狭心症や心筋梗塞などの発症
- 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の発症
- 歯周病・糖尿病の悪化
- 運動などの持久力の低下
と、いった体への影響があります。
毎回数値を計測することで「ちゃんと禁煙できてる」という証拠といいますか、たばこを吸っていないと数字で証明されるので
「この後もがんばろう」という気持ちになるのかもしれません。
初日からたばこは吸えないの?
禁煙外来に行ったその日から、たばこが吸えなくなるわけではないのでご安心を!
完全禁煙するのは、受診1週間後からです(ご自身で禁煙のタイミングは決められると思いますが…)
まずは1週間、チャンピックスに慣れるためなのでしょうか
薬を服用しながら、たばこを吸っていてもかまいません。
受診から2週間目、チャンピックスの服用量も増えるとき(1日合計1mgから2mgになります)に完全禁煙となります。
費用はどれくらい?
禁煙外来でのトータル費用は保険適用、3割負担の場合で約20000円と言われています(診察代・処方箋料・処方薬代が含まれます)
合計5回の受診ですので単純計算で1回あたり4000円程度でしょうか。
チャンピックスの他に吐き気止めを処方してもらうなど、他の薬をもらったりすると金額が変わってくるのかもしれません。
今回は、実際に禁煙外来でかかった費用も大公開!
受診する度に更新していきます。
1回目の診察+薬代は?
▼診察内容
初回の診察は問診だけでしたが…
- 初診料
- ニコチン依存症管理料(初回)
- 処方箋料
- 呼気一酸化炭素濃度測定(無料)
と記載されており、合計1740円でした。
▼調剤薬局
調剤薬局では
チャンピックスと吐き気止めの2種類を処方していただき
内服薬の代金以外に
- 内服薬調剤料
- 調剤基本料
- 薬剤服用履歴管理指導料
がかかっており、合計2240円でした
1回目の診察・処方箋の合計金額は
1740円+2240円=3980円です。
2回目の診察+薬代は?
5月31日(金)に2回目の診察へ行ってきました。
▼診察内容
今回は、問診と呼気一酸化炭素濃度測定がありました。
- 再診料
- ニコチン依存症管理料(2回目から4回目まで)
- 処方箋料
- 呼気一酸化炭素濃度測定(無料)
と記載されており、合計1130円でした。
▼調剤薬局
調剤薬局では今回もチャンピックスと吐き気止めの2種類を処方していただき合計2820円でした
1回目の診察・処方箋の合計金額は
1130円+2820円=3950円でした。
3回目の診察+薬代は?
6月18日(火)に3回目の診察へ行ってきました。
実は診察予定日よりも4日ほど遅れてしまい、チャンピックスがない状態でしたが、なんとか我慢できていました。
▼診察内容
今回も簡単な問診と呼気一酸化炭素濃度測定があり、測定結果が1でした。
お医者さんからは「がんばってるね、いい調子」とお褒めの言葉をいただきました♪
次回診察が1か月後、この後調剤薬局でいただくお薬も1か月分になります、との説明がありました。
- 再診料
- ニコチン依存症管理料(2回目から4回目まで)
- 処方箋料
- 呼気一酸化炭素濃度測定(無料)
と記載されており、お会計は前回同様の合計1130円でした。
▼調剤薬局
調剤薬局では今回もチャンピックスと吐き気止めの2種類を1か月分処方していただき合計5050円でした
3回目の診察・処方箋の合計金額は
1130円+5050円=6180円です。
禁煙外来での禁煙記録 体験談
禁煙外来での受診は全5回
初回から終了までの間で、辛いことや良かったことなどをお伝えしていきます!
≪初回受診≫5月17日(金)~5月31日(金)の約2週間
では最初は、初回受診から次回の受診までの約2週間、どのような感じだったのかご紹介します。
先ほどもご紹介していましたが、受診後1週間はチャンピックスを服用しながら喫煙してもよい期間です。
もちろん、その1週間で「もう吸わなくてもいいや」と思えば、薬の服用を続けながら喫煙をやめてもOK
私は服用しながら、1週間目までは今まで通り吸っていましたが
- 朝ご飯をしっかり食べるようになった(チャンピックスを食後服用しなければダメだから)
- 喫煙本数が減った(15~20本程度だったのが10本程度に)
- 時々頭痛と吐き気
- 夜は今までよりも早く寝るようになった(睡眠時間が約8時間半くらいになった)
と、このような変化がありました。
次に2週間目、チャンピックスは朝晩1mgずつ服用し完全禁煙を目指す期間
しっかりチャンピックスは飲んでいましたが…
- 週末はたばこを吸わない時間があっても、完全禁煙ができなくて1日5本程度吸ってしまった
- チャンピックスを服用しながら喫煙すると頭痛が続く
- たくさん寝てるのに眠たい
5月25日(土)~5月31日(金)までの1週間は、
先週よりも薬の量が増え、完全禁煙する期間です。
が、週末、すっごくお天気がよく気温が上がり、ご近所さんと一緒にバーベキューや外遊びなど、お酒を飲むことも多く
ついつい吸ってしまいました。
そのあとは、なんとか我慢していましたが、やっぱり習慣になっているのでしょうか、寝起きや食後など吸いたくなることが多々あります。
イライラしてしまうので、飴やガムを食べたり、マウスウォッシュで口の中をさっぱりさせたりして我慢しています。
≪2回目の受診≫5月31日(金)~6月14日(金)の約2週間
5月31日の受診時には呼気中の一酸化炭素濃度測定を行い、医師の問診がありました。
週末たばこを吸ってしまいましたが、呼気中の一酸化炭素濃度も4と低く「がんばって続けていきましょう」と、5分程度で診察は終了しました。
まだまだ「吸いたい」と辛いこともあるのですが頑張らなきゃだめですね。
≪3回目の受診≫5月31日(金)~6月18日(金)の約2週間
本来受診日である6月14日に受診できず、5日遅れての受診でした。
この2週間で、たばこを我慢している間おかし等のつまみ食いが増えた気がします。
なんとなく口さみしい感じがするのでしょうか…
用事で外出しているとき、たばこが吸えない状況のときは特に吸いたいと考えなかったり、喫煙所を探すこともなかったのですが
やはり家にいるときは様々なタイミングで吸いたくなるし、吸えない分なにか食べたり飲んだり、というのが多くなりました。
でもここまで我慢してきたので、今吸ってしまってはもったいない、と我慢しています…まだ吸いたいと思うときがあるので完全禁煙はできていません。
また、チャンピックスを飲む際、なにかご飯を食べてからと言われていましたが、朝食を食べずに服用したらすぐに猛烈な吐き気がありました。
なにか食べてからでないと吐き気止めを飲んでいてもすごく気持ち悪くなるので、それ以来なにか固形物を口にしてから薬を飲むようにしています。
禁煙外来で禁煙する効果はあるのか
≪画像引用元:すぐ禁煙;jp≫
こちらをご覧ください。
こちらは、5回すべての診察を受けた人と途中で診察に行かなくなった方の禁煙成功率を比べた表です。
5回すべての診察を受けた人の約50%が禁煙を続けており、2人に1人が禁煙に成功しています。
しかし初回の診察以降、受診しなかった人で禁煙が続いているのはわずか約5%の人だけ。
診察を中断すると、医師のアドバイスや薬の処方が受けられなくなってしまい、禁煙を続けるのが難しくなってしまいます。
本気で禁煙したいなら
- 「絶対禁煙するぞ!」という強い意志
- 全5回の診察をしっかり受け、指示通りに薬を服用する
が大切です。
禁煙外来に行っても失敗する理由
では次に、禁煙外来に行っても失敗してしまう理由について考えてみましょう。
よく耳にするのは以下の理由です。
- 飲み会などお酒の席で我慢できなくて、吸ってしまい病院に行きにくくなった
- 薬の副作用が辛くて飲むのをやめてしまった
- 薬を飲んでいてもやめられない
私が以前禁煙外来で禁煙したときは、薬の副作用が辛かったことを覚えています。
吐き気や頭痛、だるさ、なにもしたくない感じで、家事もやる気がでませんでした。
今回の禁煙外来でもチャンピックスを服用していますが、今のところ、前回の禁煙時のような辛い副作用はでていません。
(チャンピックスと吐き気止めのお薬を処方していただきましたが若干の頭痛と吐き気があります)
禁煙するメリット・デメリット
ではここで禁煙するメリット・デメリットをご紹介させていただきます!
5つのメリット
私が考える禁煙の5つのメリットがこちら!
- 節約できる
- 体の変化
- 周りへの害もなくなる
- 喫煙所を探さなくてもよくなる
- 時間が増えた感じがする
1番はやはり節約!
計算してみましょう!
私が普段吸っていたたばこ「マルボロ」こちら、1箱510円で1日約1箱吸っていました。
510円×31日=15810円
1か月15810円×12か月=189720円
禁煙すると、約20万円が節約に!20万あれば、国内旅行に行ったり、ほしかったものが買えたりします。
以前、禁煙していた期間、3か月程度ありましたが、そのときはお財布のお金が減らないことに驚きました。
また、禁煙するとお肌の調子がよくなった、という声もよく耳にしますよね。
私は禁煙したばかりで、まだ実感できていませんので、お肌の調子がどうなったのかも追記していきたいと思います。
たばこを吸っていると、周囲の方への副流煙やにおいの影響がありますが、禁煙すると当然そういった影響もありませんし
外出した際など喫煙所や灰皿がある場所を探さなくても済みます。
さらに、たばこを吸うのに1本あたり約2~4分程度でしょうか、人によって違うと思いますが、たばこを吸わなくなるとその時間も、他のことに使えます。
1日に20本吸うと仮定、1本吸うのに約3分としたら、3分×20本=60分、約1時間程度、たばこを吸う以外の時間に充てることができますね。
1時間あれば、読書したり掃除したり、自分の好きなことをすることができます。
3つのデメリット
次に私が考える3つのデメリットがこちら
- 便秘になる人がいる
- 体重増加
- 喫煙所でのコミュニケーションがなくなる
禁煙すると便秘がちになったり、体重が増えるといった声をよく耳にします。
たばこを我慢していると口さみしくなって、飴やガム、お菓子類を食べすぎてしまったり、たばこを吸わなくなるとご飯がおいしく感じると言われていますので、その影響で太ったり便秘になりがちになるのかもしれません。
口さみしくなったときに口にするものを、飴やガムだけではなく深呼吸する・冷たい水を飲むなど工夫する。
食事は、1日3食バランスよく。
といった感じで改善していけるのではないでしょうか。
私は禁煙とダイエットを兼ね、食生活の見直しと簡単な体操を実践しています。
また、夫も言っていたのですが「喫煙所でのコミュニケーション」これがなくなるとつらいなという方もいらっしゃるかもしれませんね。
職場の喫煙スペースでの上司との会話って意外と大事なんですって。
私はそういった職場では働いていないのでわからないのですが、夫はたばこを吸いながら上司と笑い話や仕事の話などをしていてコミュニケーションをとっているようです。
それだけのためにたばこを吸うのも良くないので、そこでのコミュニケーションがなくなるのはしょうがない、と私は思いますが
夫はそのコミュニケーションも大事だから…と言っていました。
と、禁煙することでのデメリットはこれくらいでしょうか。
メリットの方が多く、禁煙しよう・したいな、と思うのでしたら今すぐ禁煙した方がよさそうです。
チャンピックスとは
こちらが実際に処方され、現在使用途中のチャンピックスのパッケージです。
チャンピックスとはニコチンが入っていない禁煙補助薬、禁煙のための飲み薬です。
ニコチン切れのイライラなどの症状を軽くし、喫煙時の満足感を感じにくくすることにより、禁煙を助けてくれるお薬で約75%の確率で禁煙に成功しているそうです。
チャンピックスの服用は、少し注意が必要で、飲み始めの1週間はすぐに禁煙しなくてもOK
禁煙開始予定日の1週間前からチャンピックスを服用し始めます。
- 1~3日目は、0.5mg錠を食後に1回、朝昼夜いつ飲んでもよいです。
- 4~7日目は、0.5mg錠を朝と夜の食後に1錠ずつ、1日2回
- 8日目以降は1mg錠を朝と夜の食後に1錠ずつ、1日2回
8日目が禁煙開始日、8日目以降から禁煙します。
もし途中でたばこを吸わなくても大丈夫だな、と思っても服用をやめず、指示通りに最後まで服用を続けてください。
≪副作用がでたらすぐに医師や薬剤師にご相談ください≫
主な副作用として、吐き気、不眠症、異常な夢、頭痛、鼓腸、便秘、胃炎、嘔吐などが報告されています。
このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
抑うつ気分、不安、焦燥、興奮、行動または思考の変化、精神障害、気分の変動、攻撃的になる、敵意を持つ、死んでしまいたいと感じる、などの症状があらわれることがあります。
これらの症状があらわれた場合には、服用を中止し医師に相談をしてください。
≪引用元:くすりのしおり≫
禁煙外来での禁煙を成功させる 5つのコツ
せっかく禁煙外来にいくのですから、成功させたいですよね。
そこで、禁煙を成功させる5つのコツをご紹介します。
- 禁煙する理由を明確に
- 「ここでやめたらお金もったいない!」
- たばこや灰皿など喫煙器具は捨てる
- 禁煙時のお供を用意する
- たばこが吸いたくなる行動はしない
それぞれ詳しく解説していきます!
禁煙する理由を明確に
一番は「理由を明確に」でしょうか。
なんとなく禁煙してみよう、では続かない方がほとんどです(中にはなんとなくても禁煙できる方がいますが…)
理由も目的もなく、貯金しよう・外国語を習ってみよう・資格取得の勉強をしてみよう、では身につかない、続かないのと同様で
理由や目的を決めることで「がんばろう!」と続けられるでしょう。
例えば…
- 健康のため(孫が生まれて、公園や遊園地で遊びまわれるだけの体力のために、老後夫と日本1周旅行に行くために健康な体で)
- こどもが生まれるから
- 禁煙して浮いた分のお金を趣味に使いたいから
など…
禁煙する理由は人それぞれなのでご自身の言葉で考えてみてくださいね。
私の場合、毎日開く手帳、一番最初のページに目的をふせんに書いて貼ってあります。
1日15本程度吸っていたたばこ、辞めたとしてもたばこ買ったつもりで貯金していけば1年で約20万円。家族で旅行に行きたいなと思っています。
まぁ、なかなかやめたからといって貯金はできないと聞きますが、それでも今までと比べるとお財布から減っていくお金は、少なくなっていくはずなので「禁煙の効果」を目で実感してよりやる気をだしていきたいと思います。
「ここでやめたらお金もったいない!」
禁煙外来での受診は全5回、トータルで2万円程度でしょうか。他のお薬を併用して処方していただいている場合には多少金額が変わりますが、禁煙外来での治療はお金がかかります。
もし1本吸ってしまったら、今までの努力もお金ももったいない、と思いませんか?
2万円あればおいしいものを食べたり、ほしいものを買うことだってできるんです。
「もったいない」と頑張りましょう!
たばこや灰皿など喫煙器具は捨てる
禁煙開始日になったら、たばこや灰皿、ライターなど、喫煙グッズはすべて捨ててしまいましょう。
目に入ると吸いたくなります。
私は、10年以上愛用していたライターにお別れをしました。
すごく大事に使っていて、捨てるのはとても惜しいのですがたばこを吸うためのライターなので、今後禁煙できた私には必要ありません。
思い切って捨てるのも大事。
私の場合は「あんなに大事にしていたライターも捨てたのに、ここで禁煙をあきらめるのか」とたばこを吸いたくなったときにライターのことを思い出して我慢しようと思っています。
禁煙時のお供を用意する
チャンピックスを飲んでいても、吸いたくなるときは吸いたくなります。
なんなんでしょう、口さみしくなるんですよね。
そういったときに、ガムや飴、フリスクなど、たばこを吸いたい気持ちを紛らわすものを用意しておきましょう。
でも、塩分・糖分が多いものばかり食べてると体重増加や虫歯の原因にもなってしまうので、ほどほどに…。
私は口の中がすっきりしたら吸いたい欲が抑えられるかなと思い、とりあえずフリスクと、すっきりするタイプのマウスウォッシュを用意しました。
たばこが吸いたくなる行動はしない
あなたは「たばこが吸いたくなるとき」ってどんな時ですが?
私は食後や外出前後、なにか行動をする前後ですかね…お風呂入る前に吸って、朝起きたら一服、寝る前にも一服…
これらは日常の行動ですので「行動をしない」というわけにはいかないのですが、それ以外で吸いたくなる行動をなるべく控えるようにしましょう。
例えば、飲み会!お酒を飲んだら吸いたくなりませんか?
我慢できる、という方でしたらいいのですが、私は今のところお酒を飲んでたばこを我慢できる自信がないので
しばらく飲み会自宅でもお酒を飲むことを控えています。
職場の飲み会は、なかなか断れないこともあると思うので、そういったときはなんとか気を紛らわして耐えるしかないですね。
それから、これも私の場合なのですが…、お天気がよくなるとご近所さんと一緒に外でバーベキューをやる機会が増えてきます。
その時みんなお酒飲むし、たばこ吸う人もいて正直つらい(夫も吸います、ご近所仲良し6名のうち5名喫煙者)
みんなでバーベキューすると、大人も子供も楽しいのですが、我慢できるかがちょっとわからないので
バーベキューも控えるか、その時だけはアイコスかプルームテックを使うか、悩んでいます。
せっかく禁煙治療をしているのに、アイコスやプルームテックでもダメだとは思うのですが…次回受診した際に先生に聞いてみます。
禁煙外来で禁煙ができるのか、まとめ
いかがでしたか?
やめれるものならやめたい、たばこ。
たばこもどんどん値上がりしていますし、健康のため、まわりへの影響を考えて、と禁煙する方も増えてきていますよね。
それに、飲食店などでも喫煙できる場所がどんどん減ってきているので、禁煙にチャレンジするには良い機会なのではないでしょうか。
禁煙外来での禁煙は
- 全5回の通院
- トータルでかかる費用は20000円前後
私はチャンピックスというお薬を飲みながら、禁煙にチャレンジしています。
チャンピックス以外にも、お肌に貼るタイプの禁煙補助薬もあります。
私が禁煙外来に行くきっかけとなったのは、友人に誘われたのが一番の理由ですが、節約・健康のためにもやめたいなと思っていたので
良いタイミングだと思い、受診しました。
禁煙外来での禁煙は2回目、前回も3か月ほど禁煙ができていましたが、自分の意志の弱さがダメだったのでしょうか、1本だけ…と吸ううちにやめられなくなってしまいました。
禁煙外来は病院によりますが予約が必要な場合とそうでない場合があります。
私が受診した病院では、予約は不要ですぐに受付、診察となりました。
1回目の診察・処方箋の合計は3980円でしたが
全5回の診察で、実際にかかった金額や、禁煙期間どう過ごしていたか、などは随時更新していきます。
以上、【随時更新】禁煙外来(チャンピックス)で禁煙してみた!費用や効果は?でした。