先日、母の引っ越しの手伝いをしました。
新居には洗濯機や冷蔵庫などの家電が揃っているので、母が使っていたものはすべて処分することとなりました。
その際、処分方法に疑問が…
一般的には買い替える際に新品を購入する家電量販店に運搬と処理をお願いします。
その際には処理料金のほかに引き取りや運搬にかかる費用もかかってしまいますね。
今回は、買い替えではなく処分のみ。
どのような方法でリサイクル券を購入し、どこに持っていけばいいのかわからず色々調べました。
自分で調べて不要家電の持ち込み処分ができたので、それまでの経緯や諸費用などをお伝えしたいと思います。
これから家電を処分したいとお考えの方の参考になれば幸いです。
家電リサイクル対象の商品は?
家電リサイクルの対象商品は以下の4品目です。
- テレビ(ブラウン管・液晶・プラズマ式)
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・衣類乾燥機
- エアコン
対象・対象外品目の詳細はこちら
>>家電リサイクル券センター公式サイト 家電リサイクル対象一覧
対象商品を処分する方法
買い替えするとき |
新たに商品を購入する販売店へ運搬と処理を依頼する |
---|---|
買い替え以外のとき |
その製品を購入した販売店へ運搬・処理を依頼 |
お近くの家電量販店へ運搬・処理を依頼する | |
収集運搬許可業者へ運搬・依頼する | |
指定引き取り場所へ自分で運ぶ |
不要になった家電を処分する方法は主に上記4つの方法があります。
家電量販店に依頼する場合は運搬費用がかかってしまいます。
収集運搬許可業者については、各市町村にお問い合わせの上ご確認ください。
また、指定引き取り場所へ自分で運ぶ場合は収集運搬料金が不要となり、ご自身でリサイクル料金を振り込んでから搬入することになります。
処分時にかかる費用
家電のリサイクル時にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。
処分方法、依頼する業者によって費用は変わってしまいますが
- 一般的な業者に依頼した場合、1件につき5000~8000円程度
- 指定引き取り場所へ持ち込む場合は1件につき、2500~4000円前後のリサイクル料金のみ
当然ですが、業者に依頼して運搬・処理してもらうよりも自分で指定引き取り場所へ持ち込む方が安く済みます。
指定引き取り場所へ持ち込む場合の手順
では次に、指定引き取り場所へ持ち込んで処分してもらう手順を詳しくご紹介しましょう!
そういった手続きって面倒なイメージもありますが実際にやってみると思っていたよりも簡単にできます。
公式サイトでも詳しく解説されています。
>>家電リサイクル券センター公式サイト 持ち込み処分の手順
処分したい家電のメーカー名や容量を調べておく
まずは処分したい家電のメーカー名などを確認しておきましょう。
冷蔵庫とテレビは大きさによって料金が異なります。
洗濯機はどちらのメーカーでも料金は同じです。
今回は洗濯機と冷蔵庫、テレビの処分をします。
冷蔵庫は 扉の内側に |
|
---|---|
洗濯機は 本体横に |
|
テレビは 本体裏側に |
上記画像のようなシールが家電本体に貼られていますので、それで容量やサイズなどを確認できます。
家電リサイクル券センターホームページで料金確認
メーカー名や容量・サイズがわかったら、次は料金を確認します。
メーカー別や商品別でリサイクル料金を確認することができます。
>>家電リサイクル券センター公式サイト
ふせんなどに
- メーカー名
- 製造業者等名コード
- 品目・料金・区分コード
をメモしておくのがおすすめです。
例えば、日立のテレビ32インチのものを処分したい場合
製造業者等名コード:301
品目・料金・区分コード:52
となり、私は上記画像のようにふせんにメモをしておきました。
郵便局窓口かATMで料金振込
次に郵便局窓口かATMでリサイクル料金を振り込みます。
郵便局の窓口で「家電のリサイクルをしたいので振込用紙をいただきたいのですが…」というと用紙をいただき、記入箇所の説明もしていただけました。
振り込む際には上記画像の振込用紙に
- お名前
- ご住所
- お電話番号
を記入
先ほどご紹介したように、リサイクルしたい家電の
メーカー名や製造業者等名コード、品目・料金・区分コードをメモしたものを、郵便局の担当者さんにお渡しすると
間違いがないか調べてくれます。
記載内容に間違いがなければリサイクル料金に加え、振込手数料をお支払いします。
お振込みが完了するとこのような状態で、振込用紙が渡されます。
これを持って指定引き取り場所へリサイクルしたい家電を持ち込みましょう。
指定引き取り場所はこちらから確認することができます。
>>家電リサイクル券センター公式サイト
リサイクル券の記入方法
家電リサイクルに申し込む際、1商品につき1枚の振込用紙を用意しなくてはいけません。
ご自身で記入していただく部分は上記画像の赤枠の部分3か所
左側から…
1か所目:郵便番号、ご住所、お名前、お電話番号
2か所目:お名前
3か所目:ご住所、お名前
もし書き間違えてしまった場合は新しい用紙をいただいて、書き直しましょう。
家電リサイクル持ち込み処理のまとめ
いかがでしたか?
冷蔵庫やエアコン、テレビ、洗濯機を処分する際、家電量販店や業者に処分を依頼するとリサイク料金と運搬費用がかかります。
指定引き取り場所がお近くにある場合、ご自身で運ぶとリサイクル料のみで済むので、安く済ますことはできますが対象となっている家電製品は重量があるものがほとんど。
引き取り場所は近くにあるけどそこまで運ぶのが難しいという方も少なくはないかもしれません。
そういった場合は無理をせず、運搬業者に頼むのが良いと思いますが、可能な場合は自己搬入がおすすめ、リサイクル券の記入も難しいものではありません。
もしご家族やご友人などでお手伝いしてくれる方がいなければ、業者に依頼する、というのが良いでしょう。
重量があり、誰でも簡単に運ぶことができる、というものではないので皆さんに持ち込み処理をおすすめはできませんが、できる状態であれば、その方が安く処分をすることができますよ。
以上、【永久保存版】家電リサイクルの持ち込み処理方法【個人で処理する場合の料金と手順は?】、でした。