最近、アイコスやグロー、プルームテックなどの電子タバコや加熱式タバコが流行っていますよね。
実際に利用しているという方も周りで増えてきましたし、我が家では夫がアイコス、私は葉巻たばことプルームテックを併用してますが…
プルームテックとアイコスってどういった違いがあるかご存知ですか?
従来の紙巻たばこよりも、アイコスやプルームテックに変えようかと迷っている方も多いようですので
今回は、女性目線でみたアイコスとプルームテックの特徴や違いについて詳しくご紹介!
どちらも加熱式のたばこなのですが、使い勝手やニオイなどが異なっているので、それぞれの製品の違いや実際に使った感想を詳しくお伝えします。
アイコスとプルームテック、どっちがいいかな、とお悩みの方、ぜひ参考にしてみてくださいね!
アイコスとは
アイコスは、たばこ業界大手のフィリップモリスから販売されている電子タバコで2016年頃には一時的に品切れになるほどの大ヒット商品となりました。
紙巻たばことは以下の5点の違いがあります。
- 煙
- ニオイ
- 充電
- 有害物質の含有量
- 加熱方式
それぞれ詳しくご説明していきましょう。
煙
紙巻たばこの場合、火をつけてから火を消すまで煙がでます。
吸い込み、吐き出した時の副流煙は吸っていない周りの人にも影響があるといわれていますが
アイコスの場合、吸った時にでる煙のようなものは水蒸気です。
紙巻たばこに含まれているタールが大幅に削減されているため、吐き出した煙によって室内や壁紙を汚す心配が少なくなります。
しかし、含まれている有害物質がゼロではないため、受動喫煙などの心配が全くないわけではありませんのでご注意を。
ニオイ
アイコスを吸った時のニオイ、知っていますか?
紙巻たばこの場合は、火をつけて燃やすことでタール成分が煙に含まれたばこ特有のニオイがします。
このニオイが苦手という方も多いと思いますが、アイコスの場合は、このたばこ特有のニオイとはまた違ったニオイがするのです。
なんといえばいいのでしょうか、とにかくアイコス独特のニオイで、正直私はアイコスのニオイが苦手です。
ポップコーンっぽいようなニオイがしますし、アイコスのニオイと紙巻たばこのどちらのニオイがいいかは好みの問題になりそうです。
充電
紙巻きたばこは吸う時に火をつけて吸いますが、アイコスの場合は充電しないと吸えません。
充電を忘れてしまったり、うまく充電できていないと吸いたいときに吸えなくなってしまいます。
また故障のリスクもあり、夫はこれまでに数回アイコス本体が充電できなくなって交換してもらっています。
購入後、交換等の保証が1年間だそうですので、1年経過後に故障した場合は買い替えることも検討しなくてはいけないですね。
有害物質の含有量
有害物質が紙巻たばこの約90%減という特徴があるアイコス
現在紙巻たばこを吸っている方が、健康等を考えアイコスに変えているという方も多いようです。
ご自身の健康もですが、家族や周囲の方への受動喫煙リスクが減らせるので、そういった理由からもアイコスにする方もいらっしゃいますね。
しかし、アイコスにもニコチン等の成分が含まれており、有害物質が全く含まれていないわけではないので気を付けてください。
加熱方式
紙巻たばこは火をつけて吸いますが、アイコスは火をつけるのではなく、加熱ブレードが発熱し、差し込んだヒートスティック(たばこ本体のようなもの)が利用できるようになります。
火をつけるわけではないので、たばこによる火災を防止することもできますし、紙巻きたばこよりも安全、さらににライターを持ち歩かなくても良いメリットがありますね。
しかし、加熱ブレードは350℃程まで加熱され、吸い終わったヒートスティックも熱くなっていますので、処分する際はそのままゴミ箱ではなく灰皿に捨てるようにしましょう。
吸い方
アイコスを吸う時は以下の手順になります。
ポケットチャージャーからホルダーを取り出す。
ヒートスティックを差し込む
ボタンを押す
ランプが点滅から点灯に変わったら吸う
ランプが赤く点灯したら吸い終わり
ヒートスティックを取り出して
※中に残ったたばこ葉があれば取り除く
ポケットチャージャーに戻して充電する
入手方法と金額
アイコスは現在2.4plusが最新型
こちらはコンビニやアイコス販売店、またはオンラインショップ、楽天やAmazonなどでも購入することができます。
本体価格は10980円
楽天やAmazonでも同じような金額で販売されていました。
プルームテックとは
では次にプルームテックについてご紹介していきます。
こちらの記事でも詳しく書かせて頂きましたが…
>>プルームテックをコンビニで購入したので味と使い方を本音解説してみた
プルームテックも、アイコス同様加熱式たばこの一種で、本体内部のグリセリンなどを水蒸気化させ、たばこカプセルを通して吸うことによってニコチンが混じった蒸気となります。
以前は福岡県・東京・札幌・仙台・横浜・名古屋・大阪・広島のみでの販売でしたが4月16日以降は全国のコンビニやたばこ取扱店、公式オンラインショップでも購入することができます。
紙巻たばこやアイコスと違うのは主に以下の4点
- 灰がでない
- たばこのニオイがしない
- 持ち歩く際の荷物が少ない
- 喫煙途中に中断することが可能
紙巻たばこの場合、たばこ本体やライター、携帯灰皿を持ち歩く必要がありますし、アイコスの場合はアイコス本体とヒートスティックという短いたばこの箱を持ち歩きます。
しかしプルームテックの場合は、このような小さなポーチに本体とバッテリーがつながっているもの、たばこカプセルが入っていて、これだけ持っていればOKです。
荷物が少なく、ポケットにさっといれておけるサイズ感なのが嬉しいですよね。
また実際に吸ってみて一番驚いたのが、ニオイ。
たばこといえば、あの独特のにおい、アイコスも紙巻たばことはまた違ったニオイがして私はアイコスのニオイが苦手ですが、プルームテックはほとんどニオイがなく
たばこを吸って、衣服にニオイがつくこともありません。
人と会う直前に吸っても気にならないのも私にとってはとても嬉しい点です。
さらに、アイコスは吸い終わったらお手入れが必要になりますが、プルームテックの場合は、カプセルもカートリッジも交換するのでお手入れが不要、バッテリーの充電のみ必要だけなので手間もかかりませんね。
吸い方
プルームテックは、写真にある「たばこカプセル」をセットして吸います。
たばこカプセルは5個1セットで460円、1個で50回吸うことができます。
紙巻たばこやアイコスは一度火をつけると、途中で吸うのをやめて次回同じものを吸うことが難しいですが
プルームテックは吸う時に口をつけて吸うだけなので、1~2回吸ってやめることもできます。
入手方法と金額
アイコス同様、プルームテックもコンビニや一部のたばこ取扱店、公式オンラインショップで購入することができます。
- プルームテック本体が4000円
- たばこカプセルは1箱に5個入って460円
です。
コンビニなどで取り扱っていないときは公式オンラインでの購入ができますが、会員登録が必要です。
アイコスとプルームテック 6つの違い
では次にアイコスとプルームテック 6つの違いを詳しくご紹介します。
どちらも紙巻たばことは違った電子タバコですが、どのような違いがあるのでしょうか。
- 加熱の仕組み
- 吸い心地
- 味の違い
- ニオイを比較
- 煙・水蒸気の量を比較
- 使い勝手の良さは?
- どっちがコストパフォーマンスが高いのか
加熱の仕組み
アイコス・プルームテック、どちらも、たばこ葉を温めて吸うのですが、加熱方式が異なります。
アイコスは本体にたばこを差しコミ、300℃の熱で加熱して蒸気が発生します。
紙巻たばこのように火をつけるわけではありませんが、加熱する点では似たような感じでしょうか。
吸い終わったたばこは、本体から取り出して灰皿に捨てますが、取り外した直後は熱くなっているので取り扱いに気を付けましょう。
一方プルームテックは、火を使ったりアイコスのようにたばこ葉を加熱するのではなく、カートリッジ内に含まれているリキッドを温めて発生した蒸気が
たばこ葉が含まれているカプセルを通過することで、たばこを吸った感じになります。
吸い心地
実際に両方吸ってみると「たばこを吸った」という感覚があるのは、アイコスです。
紙巻たばこの味と比べてしまうと、アイコスもプルームテックも、紙巻たばこには劣りますが、アイコスなら吸った感があります。
プルームテックは、ニコチンが少ない感じで、紙巻たばことは異なります。
なんだか軽い、というのでしょうか、私は普段マルボロを吸っているので、プルームテックだと軽くてたばこを吸っているという感じが薄いです。
あと、私だけなのかもしれませんがプルームテックを吸ったあと、ちょっと喉が痛い時があります。
味の違い
それぞれ加熱方式が異なるので、味も変わってきます。
プルームテックは、水蒸気がたばこカプセルを通過することでたばこの煙に近い水蒸気を吸うといったものなのですが
紙巻たばことは全く違った味に感じます。
今まで吸ったことがあるのが、カフェモカとレギュラーの2種類
カフェモカは、チョコレートっぽいような、たばことは違った味です。
レギュラーは紙巻たばこをもっと薄くしたような…言葉で言い表すのが難しいですね。
アイコスは
レギュラーとパープルメンソールタイプの2種類を吸ってみました。
レギュラーは、私は苦手な味でした。紙巻たばことも違った味ですが、私の周りのアイコス愛用者もレギュラーは苦手と言っている人が多いです。
パープルメンソールは、メンソールも香りも強く、甘さがあるベリー系のような…吸い終わった後も香りが残ります。
ニオイを比較
では次にそれぞれのニオイを比較します。
プルームテックは、自分が吸っていても、他人が吸っていてそばにいてもニオイを感じません。
室内でたばこを吸うとニオイや壁紙への着色が気になりますが、プルームテックなら室内で吸っても良さそう。
当然車内で喫煙してもニオイは気にならないので、私は人と会う前や車内でプルームテックを吸うようにしています。
アイコスは、段ボールっぽいニオイ、ポップコーンっぽいニオイがして苦手です。
吸い終わった後もニオイが残りますし、紙巻たばこのニオイとはまた違ったニオイで、アイコス独特のニオイです。
煙・水蒸気の量を比較
口から出る煙やたばこ本体から出る煙はどうでしょうか。
プルームテックは吸った時に少し煙がでますが、紙巻たばこのように吸っていない時は煙はでません。
アイコスも同様で、吸った時に煙がでますが、吸っていない時は煙はありません。
吸い込む量というのでしょうか、それによっても吐き出す煙の量が違うのでなんとも言えないのですが、吸い込む量が多ければ吐き出す煙も多いです。
しかしどちらかというと、プルームテックの方が煙が少ないと感じました。
使い勝手の良さは?
使い勝手が悪いと、使うのも嫌になってしまいますよね。
プルームテックの場合は、充電器にバッテリーを差し込み、USBまたはコンセントから充電となります。
1度の充電で約1時間程度、1度充電するとたばこカプセル4個分位は吸うことができますので充電頻度は低めです。
アイコスは本体と、たばこを差し込むスティック状のホルダーの2つの充電が必要になります。
どちらか充電ができていないとアイコスが吸えないですし、本体の充電はあってホルダーを差し込んでもうまく充電されず吸えないことが過去にありました。
吸いたいのに吸えない!ということもあるので、私はプルームテックの使い勝手の方が良いと感じています。
また、プルームテックはたばこカプセルとカートリッジを定期的に交換するため、メンテナンスは不要、バッテリーが充電できなくなったら買い替える程度でしょうか。
それに比べるとアイコスは吸い終わった時にホルダーの中にたばこ葉が残ることもありますし、専用クリーナーもしくは綿棒などを使って、ホルダー内部のお手入れが必要になります。
使い勝手とお手入れから見ると、私はプルームテックの方がいいかなーという印象です。
どっちがコストパフォーマンスが高いのか
「コスパが気になる!どっちがコスパが高いの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
早速比べてみましょう。
アイコス | プルームテック | |
---|---|---|
本体 |
9980円 | 4000円 |
たばこカートリッジ |
1箱460円(20本入り) | 1箱460円 (カプセル5個+カートリッジ1本) |
バッテリーの寿命 |
≪ポケットチャージャー≫ 約400回の充電可能 毎日充電したとして1年ちょっと ≪ホルダー≫ 約7300回の充電可能 1日1箱吸うとしたら1日20回充電が必要 7300回÷20回=365日=1年 |
バッテリー寿命が200~300回 =毎日充電したとしても200~300回 |
買い替え時 |
ホルダーのみ:約4500円 チャージャーのみ:約5000円 |
バッテリー:約1500円 ※互換バッテリー:1000円前後 |
いかがでしょうか。
本体代はプルームテック4000円の方がお安いですね。
たばこ代だけで比べるとどちらも同じ金額ではありますが、プルームテックの場合1カプセルで50回吸えます。
1日1カプセル分吸うという方もいれば、1日で2~3カプセル分吸うという方もいるので、たばこ代に関してはどちらが安いのか、利用状況によりますね。
バッテリーの寿命はプルームテックの方が長く、アイコスは計算上1年でダメになるようです。
買い替えるとアイコスは約1万円、プルームテックのバッテリーは1500円、互換バッテリーだと1000円以内で売られています。
以上のことから、コストパフォーマンスが高いのはプルームテックだと判断します!
夫がアイコスを使っていますが、今まで数回本体の交換をしてもらっていますし、充電ができなくなった・加熱ブレードが折れたというのもよく耳にしていたので、壊れにくさや壊れた場合のことを考えても、プルームテックの方が良いかなと思います。
喫煙歴10年 女性の私が吸ってみた感想
では最後に、私がアイコスとプルームテック、どちらも吸ってみた感想をご紹介します。
≪アイコス≫
パープルメンソールとレギュラーの2種類を吸ったことがあります。
レギュラーは、段ボールのような、紙のような味がして苦手でした。
パープルメンソールはメンソールが強め、普段メンソールのたばこを吸わないので強い・きつい、と感じるのかもしれません。
あまり深く吸わないので煙が少ないのかもしれませんが、吸った時の煙はプルームテックより少なかったです。
≪プルームテック≫
レギュラーとカフェモカを吸ったことがありますが
レギュラーは、紙巻たばこのような味、しかし紙巻たばことはちょっと違うのでそれだけだと吸った感じがしなくて満足できません。
ちょっとたばこ吸いたいな、という時はプルームテックで良いのですが、食後やイライラした後、長時間たばこを我慢した後は、紙巻きたばこを吸いたくなります。
カフェモカはたばこを吸っているとは少し違った感覚です。
たばこはたばこなのですが、少し甘い、チョコレートのような風味なので、たばこ感がほとんどないので、紙巻たばこの代わりにはなりませんでした。
アイコスとプルームテック 徹底比較 まとめ
いかがでしたか?
アイコスもプルームテックも、紙巻たばことはちょっと違ったたばこで、以下の5点が紙巻きたばことは異なります。
- 煙
- ニオイ
- 充電
- 有害物質の含有量
- 加熱方式
アイコス・プルームテック、それぞれ煙の量やニオイ、加熱方式、有害物質の含有量、吸ったときの味も異なるので
どちらがお好みかは人それぞれかと思います。
また、プルームテックはニオイがほとんどないため、車内や室内で吸ってもニオイが気にならないメリットも。
たばこカプセルの値段は、どちらも1箱460円ですが、その人の吸い方によって消費量が異なるため、どちらのたばこが経済的なのかはわかりません。
1日1箱程吸うという友人はプルームテックだと5つのたばこカプセルすべてを吸ってしまうので不経済だと言っていましたが
私はプルームテックとマルボロの両方を吸っているのでプルームテックの方は10日に1箱程度でしょうか。
その他、本体代や買い替えのことを考えると、アイコスよりもプルームテックの方が金額が抑えられます。
どちらがお好みかは、実際に試してみないとわからないと思いますが
私個人的には
- しっかりとたばこを吸った感じがいいならアイコス
- うっすらでもたばこを吸った感じがいい、できれば禁煙したいならプルームテック
かなぁと思います。
プルームテックで禁煙できるとは限りませんし逆に吸う回数が増えてしまうかもしれませんが、プルームテックのニコチンの薄さというのでしょうか、それに慣れてしまえば、吸わなくても良いと思うようになるかもしれません
(私はそれに期待してプルームテックを買いましたが完全移行はできていません)
以上、アイコスとプルームテックの徹底比較、でした。
-
【本音解説】新型「IQOS 3」使い方や値段は?前モデルとの比較や相違点
2018年11月15日、1年半ぶりにIQOSの新商品が発売となりました。 今回発売になったのは以下の2モデル IQOS 3 IQOS 3 MULTI(マルチ) IQOS 3 は、ホルダーとチャージャー ...
続きを見る