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スイッチ2ケースは100均ダイソーで代用!220円フィルムが神

任天堂の次世代機がいよいよ現実味を帯びてきましたが、本体価格の高騰が予想される中でアクセサリくらいは安く済ませたいと考えるのは当然のことです。

特にスイッチ2用のケースや保護フィルムを100均のダイソーで探そうとしている方は多いのではないでしょうか。

サイズが変わると噂される新型機に現行の100均グッズが使えるのか、それとも新しい専用品が出るのを待つべきなのか悩みますよね。

私自身もガジェット好きとして、コストを抑えつつ大切な機器をどう守るかには常に頭を悩ませています。

今回は、入手可能な情報とダイソーの製品傾向を分析し、発売直後から実践できる賢い守り方についてお話しします。

  • ダイソーで先行販売される220円ガラスフィルムのコスパと品質
  • サイズアップした本体にフィットする意外な代用ケースの正体
  • 100均ソフトケース使用時に注意すべき故障リスクと対策
  • 純正ライセンス品と100均グッズを使い分ける経済的な戦略

スイッチ2のケースは100均ダイソーで買えるか

新しいハードウェアが出るたびに、私たちガジェット好きが真っ先に走るのは家電量販店ではなく、実はダイソーだったりします。なぜなら、最近の100円ショップは「安かろう悪かろう」を脱し、驚くべきスピードで専用アクセサリを展開してくるからです。

では、注目のスイッチ2において、ダイソーは私たちの期待に応えてくれるのでしょうか。結論から言えば、「フィルムは即買い、ケースは工夫が必要」という状況になると予想しています。発売直後の市場動向と、ダイソーの戦略を深掘りしてみましょう。

220円のガラスフィルムが超おすすめ

まず声を大にしてお伝えしたいのが、保護フィルムに関してはダイソーが最強の選択肢になり得るという点です。リーク情報や過去の傾向を見ると、ダイソーは本体発売とほぼ同時、あるいは直後に専用のガラスフィルムを投入してくる可能性が極めて高いです。

注目すべきは、その価格設定とスペックです。

ダイソー製スイッチ2用ガラスフィルムの予測スペック

  • 価格:200円(税込220円)
  • 素材:ガラス(原板使用面積増によるコスト増に対応)
  • 機能:ブルーライトカット標準搭載の可能性大

従来の100円(税込110円)ラインではなく、あえて200円ラインで展開してくる点がポイントです。これは画面サイズの拡大に伴うコスト増もありますが、それ以上に「高付加価値化」を狙っている証拠でしょう。

家電量販店に行けば、メーカー製のガラスフィルムは1,500円〜2,000円ほどします。しかし、ダイソーの220円フィルムはその約7分の1の価格です。「とりあえず貼っておく」という初期装備として、これ以上のコスパ製品は存在しません。私もまずはダイソー製品を貼り、割れたり気に入らなかったりしたら高いものに買い換えるという「二段構え」を強くおすすめします。

サイズ拡大で既存ポーチに入らない

一方で、ケースに関しては厳しい現実が待っています。スイッチ2は、現行の有機ELモデルと比較しても明確に大型化すると言われています。この「物理的な壁」は、100均グッズを流用しようとする私たちにとって大きな障壁となります。

機種 横幅(本体のみ) 高さ 現行ケースへの影響
Switch(有機EL) 173mm 102mm 基準サイズ
Switch 2(予測) 201mm 116mm 収納不可

※数値はリーク情報に基づく予測値です

Joy-Conを装着した状態での総幅は250mm前後に達すると見られています。現在ダイソーで売られている「Switch用ハードケース」の内寸はだいたい240mm前後で作られていますから、物理的にファスナーが閉まりません。

無理やり入れるのは絶対NG!

「ちょっとキツイけど入るかも?」と思って無理にファスナーを閉めるのは危険です。本体に横からの強い圧力がかかり続け、筐体の歪みやJoy-Conレールの破損(ガタつき)の原因になります。数百円をケチって数万円の本体を壊しては本末転倒です。

専用ハードケースの発売はいつか

「じゃあ、スイッチ2専用のダイソーケースはいつ出るの?」という疑問が湧きますよね。過去のハードウェアローンチ時の傾向を分析すると、以下のようなロードマップが見えてきます。

  • 発売直後(0〜3ヶ月):専用ケースは「在庫なし」 この期間は、汎用のクッションケースやビニールネットケースで凌ぐしかありません。まさに「ケース難民」が発生する時期です。
  • 普及期(3〜6ヶ月):ソフトカバーの登場 シリコンやTPU素材の本体カバー、あるいは簡易的な布製スリーブが出始めます。まだ衝撃に強いハードケースは少ないでしょう。
  • 安定期(6ヶ月以降):本命の「300円/500円ハードケース」登場 ここでようやく、ゲームカードスロットが付いたEVA素材のしっかりしたケースが店頭に並びます。

つまり、発売日にダイソーに行っても、シンデレラフィットする専用ハードケースは手に入らない可能性が高いのです。だからこそ、後述する「代用戦略」の準備が必要になります。

画面保護はダイソー製品で十分可能

先ほどガラスフィルムをおすすめしましたが、耐久性についても触れておきましょう。「100均のガラスなんてすぐ割れるんじゃない?」と不安に思うかもしれませんが、ガラスの硬度自体はメーカー品とそこまで大きな差はありません。

私の経験上、100均のガラスフィルムでも、カッターで引っ掻いたり、鍵と一緒にポケットに入れたりする程度の摩擦傷(スクラッチ)は完璧に防いでくれます。画面が大型化するスイッチ2では、ガラス面へのヒット確率も上がります。何もしない「裸族」でいるよりは、220円の盾を一枚装備しているだけで、精神的な安心感が段違いです。

指紋防止などフィルムの品質を検証

ただし、220円という価格なりの弱点も理解しておく必要があります。ダイソー製ガラスフィルムでよく指摘されるのが以下の点です。

ダイソーフィルムの弱点(許容すべき点)

指紋が目立つ:高価なメーカー品にあるような強力な「防汚コーティング」は期待できません。 ・反射防止ではない:基本的に光沢(グレア)タイプが多く、蛍光灯の映り込みなどはあります。 ・貼り付けガイドがない:位置合わせは自分の腕次第です。

とはいえ、透明度や視認性に関しては「普通に綺麗」という評価が大半です。タッチ感度も問題なく動作します。「指紋は拭けばいい」と割り切れるなら、これほど優秀な製品はありません。

スイッチ2のケースを100均ダイソーで代用する技

さて、ここからが本題です。専用ケースがダイソーに並ぶまでの数ヶ月間、私たちはどうやってスイッチ2を守ればいいのでしょうか。私が提案したいのは、ダイソーにある「ゲーム売り場以外」の商品を活用した、賢い代用テクニック(ブリコラージュ)です。

B5サイズのクッションケースが最適

スイッチ2の横幅(約250mm予測)を考慮したとき、最もフィットする黄金の規格があります。それが「B5サイズ(182mm × 257mm)」です。

多くの人は「A4だとデカすぎるし、A5だと入らない」というジレンマに陥ります。そこで文具売り場やデジタル周辺機器売り場にあるB5ケースに目を向けてください。

  • ビニールネットケース(L型ファスナー): 厚手のビニールにメッシュが入ったあれです。B5サイズの長辺は257mmなので、Switch 2がギリギリ、かつジャストサイズで収まります。中身が見えるので、電源の切り忘れにも気づきやすいメリットがあります。
  • タブレット用クッションケース: ここで注意が必要です。「iPad mini用(8インチ)」は絶対に入りません。探すべきは「10〜11インチタブレット用」または「B5ノートPC用」です。これなら内部に余裕があり、出し入れもしやすく、クッション性も確保できます。

自宅収納ならストックボックスを活用

持ち運びではなく、「家の中で片付ける場所が欲しい」というニーズなら、プラスチック製の収納用品が最強です。

特におすすめなのが、「ストックボックス(300円商品)」「シューズボックス」です。これらは容量が大きいため、本体だけでなく、大型化が予想されるドック、ACアダプター、HDMIケーブル、Proコントローラーまで一括で放り込んでおけます。

ここがすごい!ストックボックス運用

蓋つきのボックスを選ぶことで、ドックの端子部にホコリが溜まるのを防げます。これは布製のポーチにはないメリットです。積み重ね(スタッキング)もできるので、周辺機器が増えても省スペースで管理できますよ。

ソフトケースはスティック保護が弱点

100均のソフトケース(クッションポーチなど)で代用する場合、一つだけ致命的な弱点があることを知っておいてください。それは「アナログスティックの保護ができない」ことです。

SwitchのJoy-Conスティックは出っ張っていますよね。柔らかいケースに入れてカバンの中に放り込むと、他の荷物に押されてスティックが常に「押し込まれた状態」になります。これが長期間続くと、スティックが勝手に反応してしまう恐怖の「ドリフト現象」を引き起こす原因になりかねません。

メーカー製のハードケースは、蓋の裏側にスティックを避けるための「凹み」が設計されており、外から圧力がかかってもスティックには触れないようになっています。この構造上の違いは大きいです。

(出典:任天堂公式サイト『Nintendo Switchの仕様』※現行機の仕様詳細からも、精密機器の取り扱いには注意が必要であることがわかります)

純正品と100均どっちを買うべきか

では、結局高いお金を出してメーカー品を買うべきなのでしょうか? ここで少し計算をしてみましょう。

Joy-Conの修理代や買い替え費用は、概ね4,000円〜8,000円かかります。一方で、しっかりしたメーカー製ハードケース(Hori製やTomtoc製など)は約2,500円〜3,000円です。

  • 満員電車で通勤・通学する人: カバンがぎゅうぎゅう詰めになる環境なら、3,000円のケースは「保険」として安いです。100均ソフトケースでスティックを壊して5,000円払うより、最初に3,000円投資する方が賢明です。
  • 車移動や自宅メインの人: カバンに圧力がかからない、あるいは家から持ち出さないなら、100均のB5ケースやストックボックスで十分です。ここにお金をかける必要はありません。

代用時はタオルで衝撃対策をする

「金欠だからどうしても100均で済ませたい!でも持ち運びたい!」という方へ、私が実践している裏技を伝授します。

それは、「ダイソーのマイクロファイバータオルで本体を包んでから、B5ネットケースに入れる」という方法です。

タオルがクッションの役割を果たし、画面への衝撃を和らげてくれます。また、タオルを少し厚めに畳んでスティック周辺に土手を作ることで、簡易的ですが圧迫を防ぐことも可能です。何より、遊ぶ前にそのタオルで画面の指紋を拭き取れるので一石二鳥。330円(ケース110円+タオル110円+フィルム110円)で構築できる、最強のミニマル保護セットです。

スイッチ2のケースは100均ダイソーで賢く選ぶ

結論として、スイッチ2発売時の立ち回りは以下のようになります。

私が提案する最適解

  • 画面保護:迷わずダイソーの「220円ガラスフィルム」を確保せよ。
  • ケース(持ち運び):専用品が出るまでは「B5サイズの汎用品」で代用。ただし満員電車ユーザーはAmazonなどで早めに専用ハードケースを買うのが吉。
  • ケース(自宅用):「ストックボックス」で周辺機器ごとホコリから守る。

「たかがケース」と思わず、自分のライフスタイルに合わせてアイテムを選び分けることが、結果としてお財布にも、新しい相棒(スイッチ2)にも優しい選択になります。ダイソーの店頭ラインナップは日々進化しますから、定期的にチェックして、シンデレラフィットするアイテムを見つけるのもまた楽しみの一つですね。

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