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食品用乾燥剤はどこに売ってる?100均と通販の価格や売り場を比較

手作りクッキーをプレゼントしたいときや、湿気てしまった海苔をパリパリに戻したいとき、ふと必要になるのが食品用の乾燥剤ですよね。

でも、いざ買おうと思ってスーパーやコンビニに行っても見当たらなくて、「食品用の乾燥剤はどこに売ってるんだろう」と困ってしまった経験はありませんか。

実は私もその一人で、広いホームセンターの中を歩き回ったり、ドラッグストアで店員さんに聞いてみたら衣類用しか置いていなかったりと、意外と苦労した覚えがあります。

100均のダイソーやセリアなら手軽に買えそうな気もしますが、売り場がどこなのか分かりにくいことも多いですよね。

この記事では、私が実際に店舗やネット通販を調べ回って分かった、食品用乾燥剤の確実な購入場所や、シリカゲルと石灰乾燥剤の使い分け、さらには電子レンジを使った再生方法まで、徹底的に解説していきます。

  • ダイソーやセリアなど100円ショップでの具体的な売り場と商品ラインナップ
  • ドラッグストアやホームセンターで購入する際に注意すべき「衣類用」との違い
  • 楽天やAmazonなどのネット通販を利用した際のお得なまとめ買いテクニック
  • シリカゲルの復活方法や誤飲時の対応など安全に使うための基礎知識

食品用乾燥剤はどこに売ってる?100均や販売店を調査

食品用の乾燥剤が必要になったとき、真っ先に思い浮かぶのは「近所のお店で今日中に手に入れたい」というニーズではないでしょうか。

ただ、醤油や塩のようにどこのスーパーでも必ず売っているわけではないのが、このアイテムの難しいところです。

実際に私がいろいろなお店を回ってみて感じたのは、店舗によって取り扱いの有無が激しく、売り場の分類もまちまちだということでした。

ここでは、最も身近な100円ショップから、ドラッグストア、ホームセンター、そして確実性の高いネット通販まで、それぞれの特徴と「どこを探せばいいのか」というポイントを詳しくレポートします。

ダイソーなど100均の売り場はどこ

まず結論から言うと、少量だけすぐに欲しいならダイソーが最強の選択肢です。私自身、急ぎで乾燥剤が必要になったときは、まずダイソーに走ります。 ただ、ダイソーの店内は広すぎて、どこに置いてあるのか迷子になりがちですよね。文房具売り場なのか、キッチン用品なのか、はたまた食品売り場なのか……。

調査の結果、ダイソーでは多くの場合、「キッチン消耗品・日用品」のコーナーに置かれていることが分かりました。具体的には、以下のような商品の近くを探してみてください。

ダイソーでの捜索ポイント

  • お茶パックや出汁パック
  • フリーザーバッグやタッパーなどの保存容器
  • シンク周りの水切りネット
  • ゴミ袋

私の近所の店舗では、お弁当のおかずカップやお茶パックが並んでいる棚の最下段にひっそりと陳列されていました。商品名は直球で「食品用乾燥剤」。中身は一般的なA型シリカゲルで、1袋に10個入りで110円(税込)です。1個あたり11円という計算になりますね。 サイズ感としては、クッキーが数枚入るような小さな袋や、キャニスターに入れるのにちょうど良い大きさです。ただ、人気商品なのか在庫切れになっていることもたまにあるので、見つけたときに少し多めに買っておくのが私の鉄則になっています。

ちなみに、店舗によっては「製菓用品コーナー」に置かれているパターンもありました。特にバレンタインの時期などは、ラッピング袋やチョコペンと一緒に特設コーナーに移動していることもあるので、キッチン消耗品コーナーで見つからなければ、製菓コーナーも覗いてみることをおすすめします。

セリアやキャンドゥでの取扱状況

ダイソー以外の100円ショップ、セリアやキャンドゥでも食品用乾燥剤は購入可能です。ただ、それぞれのお店のカラーによって、微妙にラインナップや売り場が違うのが面白いところです。

まずセリア(Seria)ですが、ここは「手作り」や「DIY」を応援するアイテムが豊富ですよね。そのため、ダイソーに比べて「製菓用品(Baking Supplies)」コーナーに置かれている確率が高い印象です。 セリアの商品はパッケージがおしゃれなものが多く、乾燥剤自体も少しスタイリッシュなデザインの袋に入っていたりします。「手作りクッキーを友達にプレゼントしたいから、中に入れる乾燥剤も生活感が出すぎるのは嫌だな」というときは、セリアで探すのがおすすめです。 また、セリアにはスティック状の細長い乾燥剤など、ボトルの形状に合わせた変わったタイプが売っていることもありました。これ、細長いパスタケースや筒状の容器に入れるときにすごく便利なんです。

一方、キャンドゥ(Can Do)はダイソーに近い品揃えですが、店舗の規模によっては取り扱いがないこともありました。私の感覚では、キッチン消耗品コーナーにあることが多いですが、小型店舗だと「そもそも置いていない」というケースもちらほら。 もし近所にキャンドゥしかない場合は、事前に電話で「食品用のシリカゲル乾燥剤はありますか?」と在庫確認をしてから向かうのが無難かもしれません。無駄足になってしまうと、時間も体力も消耗してしまいますからね。

マツキヨ等ドラッグストアの注意点

「100均が閉まっている時間だけど、どうしても今すぐ必要!」というとき、頼りになるのがマツモトキヨシやウエルシア、ツルハドラッグなどのドラッグストアです。 しかし、ここで最大の注意点があります。ドラッグストアで店員さんに「乾燥剤どこですか?」と聞くと、高い確率で案内されるのが「衣類用」や「押し入れ用」の乾燥剤コーナーなんです。

【超重要】食品用と衣類用の違い

ドラッグストアでよく見かける「水とりぞうさん」や「ドライペット」などのタンクタイプや大判シートは、主成分が「塩化カルシウム」であることが多いです。 これらは吸湿すると液状(アルカリ性の水溶液)になったりゼリー状になったりしますが、食品用としては絶対に使ってはいけません。万が一、袋が破れて食品に付着してしまった場合、健康被害につながる恐れがあります。

もちろん、大型のドラッグストアであれば、食品ラップやアルミホイルの売り場、あるいは製菓材料のコーナーに食品用シリカゲルが置かれていることもあります。ですが、私の経験上、取り扱い確率は五分五分といったところでしょうか。 「食品用」と明記されているかを必ずパッケージ裏面で確認してください。「多目的乾燥剤」と書かれていても、用途の欄に「食品」の記載がない場合は避けたほうが賢明です。私は一度、急いでいて間違えそうになったことがあり、それ以来、ドラッグストアで買うときは成分表示を鬼のようにチェックするようになりました。

ホームセンターでの販売コーナー

カインズホームやコーナン、DCMといったホームセンターも、食品用乾燥剤を取り扱っている可能性が高い場所です。ホームセンターの強みは、なんといってもその在庫量と種類の多さですよね。 ただ、ここでも問題になるのが「広すぎて見つからない問題」です。

ホームセンターの場合、食品用乾燥剤が置かれている可能性のあるエリアは以下の3つです。

  • キッチン用品・保存容器売り場: タッパーや梅酒びんなどが置かれているコーナーの隅。
  • 製菓・調理家電売り場: バレンタイン時期などはここが有力。
  • 農業・園芸売り場(レアケース): 収穫した作物の保存用として、業務用の大きな乾燥剤が置かれていることも。

私が以前、カインズで探したときは、保存容器(フレッシュロックなど)のすぐ隣にフック陳列されていました。 ホームセンターで売られているものは、100均のものよりも入り数が多い「徳用パック」であることも多く、日常的に乾物をよく使うご家庭なら、100均でちまちま買うより割安になるかもしれません。 また、珪藻土を使った「ドライングブロック」のような、調湿機能を持ったおしゃれなアイテムもホームセンターの方が見つけやすいですね。塩や砂糖が固まるのを防ぎたいなら、シリカゲルよりこちらの方が向いています。

通販の楽天やAmazonが安い理由

「今すぐじゃなくてもいいから、とにかく安く大量に欲しい」「お店を回って探すのが面倒くさい」という方には、間違いなくAmazonや楽天市場などのネット通販がおすすめです。 なぜネット通販が良いのか、その最大の理由は「単価の安さ」「種類の豊富さ」にあります。

例えば、私がよく利用している楽天市場のショップでは、シリカゲルが100個入りで1,000円以下(送料無料)で販売されていたりします。ダイソーだと1個11円ですが、ネットでのまとめ買いなら1個あたり8円〜9円、場合によってはもっと安くなることも。 「100個も使い切れないよ!」と思うかもしれませんが、シリカゲルは密閉容器に入れておけば長期保存が可能ですし、余ったらカメラのレンズ保管や、靴箱の湿気取り、ドライフラワー作りなど、家中のあらゆる場所で使えるので意外とすぐに消費してしまいます。

購入場所 販売単位 単価の目安 メリット デメリット
ダイソー(実店舗) 10個/袋 約11.0円 少量ですぐ手に入る 在庫切れのリスクあり
楽天市場 100個〜 約8.6円〜 単価が安く種類豊富 配送に数日かかる
Amazon 50個〜 約9.0円〜 プライムなら翌日着 少量は割高な場合も

また、ネット通販ならサイズ(1g、2g、5g、10gなど)を細かく選べるのも魅力です。 「小さな個包装のお菓子には1g」「大きな海苔の缶には10g」といった具合に、用途にジャストフィットするサイズを選べるのは、実店舗にはないメリットですね。私はいつも、汎用性の高い「5g」タイプを100個パックで購入して常備しています。

食品用乾燥剤はどこに売ってる?選び方と再利用法

さて、無事に食品用乾燥剤を購入できたとしても、それで終わりではありません。「どの種類を選べばいいの?」「青い粒がピンクになったけど、これって捨てなきゃダメ?」といった疑問が次々と湧いてくるものです。 ここからは、購入後に役立つ知識として、乾燥剤の種類による違いや、意外と知られていない再利用方法、そして安全に使うための注意点について、私の実体験を交えながら深掘りしていきます。

シリカゲルと石灰乾燥剤の違い

「乾燥剤」と一口に言っても、実は中身の成分によって全く異なる特性を持っていることをご存知でしょうか。大きく分けると、家庭でよく目にするのは「シリカゲル」と「生石灰(石灰乾燥剤)」の2種類です。

シリカゲル(A型)の特徴

  • 成分: 二酸化ケイ素(ガラスと同じ成分)。
  • 見た目: 透明なビーズ状の粒。
  • 安全性: 毒性が低く、化学的に安定している。
  • 再利用: 加熱することで吸湿力が復活する。
  • 用途: クッキー、おせんべい、ドライフード、薬など全般。

一般的に100均などで「食品用乾燥剤」として売られているのは、ほとんどがこのシリカゲルです。扱いやすく、安全性も高いため、家庭用としてはこれを選んでおけば間違いありません。

生石灰(酸化カルシウム)乾燥剤の特徴

  • 成分: 酸化カルシウム。
  • 見た目: 白い粉末や粒(紙のパッケージに入っていることが多い)。
  • 安全性: 水に濡れると高熱を発するため取り扱い注意。
  • 再利用: 化学反応で吸湿するため、復活不可(使い捨て)
  • 用途: 海苔、椎茸などの乾物(強力に乾燥させたいもの)。

一方で、海苔やお煎餅の袋にもともと入っている大きめの白い袋、あれが生石灰乾燥剤であるケースが多いです。 石灰乾燥剤は吸湿力が非常に強力で、しかも安価なのでメーカーがよく採用しています。しかし、一度吸湿してパンパンに膨らんだら寿命終了。元には戻りません。「これと同じのが欲しい」と思って探しても、100均ではあまり見かけないのは、水に濡れた時の発熱リスクなどがあり、一般家庭での保管には注意が必要だからかもしれません。

青やピンクの粒の意味と再生時期

シリカゲルの袋の中をよく見ると、透明な粒に混じって、青色やピンク色の粒が入っていますよね。これはただの飾りではなく、吸湿状態を知らせてくれる「インジケーター(お知らせサイン)」なんです。

仕組みはシンプルです。

  • 青色: まだまだ吸湿できる状態(元気な状態)。
  • ピンク色(赤紫色): 湿気を吸って満タンの状態(疲れている状態)。

「あれ?入れたばっかりなのにピンクになってる!」というときは、保存容器の密閉性が悪くて外気が入ってきているか、入れている食品自体の水分量が多い可能性があります。 ピンク色になったシリカゲルは、もう湿気を吸う力が残っていません。そのまま入れておいても効果がないので、交換するか、この後紹介する方法で再生させる必要があります。 ちなみに最近は、塩化コバルト(青色の成分)を使わない有機系のインジケーターを採用している製品も増えていて、色が黄色から緑色に変わるタイプもあります。パッケージの説明書きをよく読んで判断してくださいね。

電子レンジやフライパンで復活

「シリカゲルって使い捨てじゃないの?」と思っている方、実はもったいないことをしています! シリカゲルは加熱して水分を飛ばせば、何度か繰り返し使うことができるんです(永遠ではありませんが)。 私が実践している再生方法は、主に電子レンジかフライパンを使う方法です。

【電子レンジを使う場合】 これは一番手軽ですが、注意が必要です。 まず、シリカゲルを袋から出して、耐熱皿に広げます。袋のままレンジにかけるのは絶対にNGです。袋が破裂したり、焦げたりする危険があります。 500W〜600Wで数十秒加熱しては混ぜ、様子を見る…というのを繰り返します。一気に加熱すると粒が弾け飛ぶことがあるので、少しずつやるのがコツです。ピンク色の粒が鮮やかな青色に戻れば再生完了です。

【フライパンを使う場合】 私のおすすめはこちらです。いらないフライパン(食品用とは分けたほうが無難)に袋から出した中身をあけ、弱火でじっくり乾煎りします。 木べらで優しく転がしながら加熱していくと、面白いように色が青く戻っていきます。これなら粒が跳ねるのも防げますし、状態を見ながら調整しやすいんです。 再生が終わったら、密閉できるガラス瓶などに入れて冷まし、完全に冷めてからお茶パックなどに小分けにして再利用します。

再生時の注意点

再生できるのは「シリカゲル」だけです。石灰乾燥剤や脱酸素剤を加熱すると、発火や爆発の恐れがあり大変危険です。必ず中身がシリカゲルであることを確認してから行ってください。

誤飲した時の毒性と対処法

小さなお子さんやペットがいるご家庭では、「もし子供が乾燥剤を食べてしまったらどうしよう」という不安が常につきまといますよね。 ここでも、シリカゲルか石灰乾燥剤かで対応が大きく変わります。

シリカゲルを誤飲した場合: 基本的に毒性は極めて低いです。シリカゲルは体内で消化吸収されず、そのまま便として排出されます。誤って数粒食べてしまった程度なら、慌てずに様子を見れば大丈夫なケースがほとんどです。 ただし、気管に入って詰まらせるリスクはあるので、咳き込んでいないかは確認してください。もちろん、大量に食べた場合や異常が見られる場合は医師に相談しましょう。

石灰乾燥剤を誤飲した場合: こちらは緊急性が高いです。生石灰は水と反応して高熱を出しますし、強アルカリ性のため、口の中や食道、胃の粘膜を荒らしてしまう火傷(化学熱傷)のリスクがあります。 もし口に残っていたら吐き出させ、すぐに牛乳や水を飲ませて(吐かせずに)病院へ急いでください。医師には「石灰乾燥剤を食べた」と明確に伝えることが重要です。

(出典:日本中毒情報センター『食品についている乾燥剤・脱酸素剤』

強力な業務用ならモノタロウで探す

ここまで家庭用の話をメインにしてきましたが、もしあなたが「カフェを経営していて大量のお菓子を作っている」とか「副業でドライフラワー作家をしている」といった場合、100均や楽天の小分けパックでは物足りないかもしれません。 そんなプロフェッショナルなニーズに応えてくれるのが、B2B(企業間取引)向けサイトのモノタロウ(MonotaRO)です。

モノタロウでは、鳥繁産業や不動化学といった専門メーカーのJIS規格適合品が販売されています。これは吸湿性能や安全性が公的な規格で保証されているということで、商品として販売する食品に封入する場合の信頼性に繋がります。 また、4000個入りなどのケース販売もあり、これだと単価が4円〜5円程度まで下がります。 さらに、モノタロウには「シート状乾燥剤(ドライマット)」という薄型の製品も豊富です。これはマドレーヌなどの個包装に入れてもボコッとならず、見た目を損なわないので、プロの現場では重宝されています。「食品用乾燥剤 どこに売ってる」と検索してもなかなか見つからない特殊な形状のものは、最初からモノタロウで探すのが正解です。

食品用乾燥剤がどこに売ってるかは用途で決まる

結局のところ、「どこで買うのが正解か」は、あなたが「今、何を、どれくらい保存したいか」によって変わります。

ケース別のおすすめ購入場所

  • 今すぐ数個欲しい: ダイソー、セリア(キッチン消耗品売り場へGO)
  • 100個くらいまとめて安く欲しい: 楽天市場、Amazon(サイズ選び放題)
  • プロ品質・特殊形状・超大量: モノタロウ(事業用ならここ一択)
  • 深夜の緊急事態: 大型ドラッグストア(ただし衣類用との間違いに注意)

私自身、普段使いのタッパーに入れる分は100均で調達し、趣味で作る大量のクッキー用にはネット通販で買ったお徳用を使う、というふうに使い分けています。 乾燥剤は地味な存在ですが、食品のおいしさと安全を守る縁の下の力持ちです。ぜひ、ご自身のライフスタイルに合った購入場所を見つけて、パリッとしたおいしい食生活を楽しんでくださいね。

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