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猫草どこに売ってる?無印・ダイソーやホームセンターの価格と育て方

愛猫が毛玉を吐こうとして苦しそうにしている姿を見ると、なんとかしてあげたいと焦ってしまいますよね。

そんな時、ふと「猫草はどこに売ってるのかな」とスマホで検索した経験がある方は多いはずです。

実は私も、以前飼っていた猫が夜中に急に毛玉を吐き戻そうとしていた時、慌てて近所のホームセンターや無印良品、ダイソー、セリア、カインズなどを探し回った記憶があります。

猫草と一口に言っても、すぐに食べられる生の苗が欲しいのか、それともコスパ重視で種から育てたいのかによって、行くべきお店は全く違ってくるんですよね。

この記事では、猫草が売っている場所ごとの特徴や価格の違い、さらには水耕栽培の方法やカビ対策、猫が食べない時の対処法まで、私の実体験を交えながら詳しくお話ししていこうと思います。

  • 無印良品や100均など身近な店舗ごとの猫草の特徴と価格の違い
  • 緊急ですぐに欲しい場合と安く大量に育てたい場合の最適な購入場所
  • カビや枯れを防いで初心者でも失敗しない猫草の栽培テクニック
  • 子猫への与え方や危険な植物との見分け方など安全面の重要知識

猫草はどこに売ってる?無印やダイソー等の販売店比較

「猫草」といっても、実は売っている場所によってその形態はさまざまです。すでに青々と茂っていてすぐに与えられる「生草」タイプもあれば、これから育てる楽しみがある「栽培キット」、さらにはコストパフォーマンスに優れた「種」のみの販売など、選択肢は多岐にわたります。ここでは、私が実際に足を運んで調査した主要な販売店ごとの特徴を詳しく比較していきますので、あなたの目的やライフスタイルに合ったお店を見つけてください。

無印の猫草は土を使わない清潔な栽培セットが人気

まず最初にご紹介したいのが、多くの猫飼いさんから絶大な支持を集めている無印良品の猫草です。もしあなたが、マンションやアパートにお住まいで、「部屋の中に土を持ち込みたくない」「使い終わった後の土の処分に困る」と感じているなら、無印良品の「猫草栽培セット」が間違いなくベストバイだと言えるでしょう。

無印良品の猫草の最大の特徴は、なんといっても「土を使っていない」ことです。これは本当に画期的で、土の代わりに再生紙(パルプ)を固めた培地を使用しています。これにより、万が一猫が鉢をひっくり返してしまっても、部屋中に土が散乱するという悲劇を防ぐことができます。私自身、過去にプランターの土をカーペットにぶちまけられて掃除機片手に呆然とした経験がありますが、このパルプタイプにしてからはそんなストレスから完全に解放されました。

また、この商品は2個入りで税込250円程度という価格設定も非常に魅力的です。1個あたり約125円という計算になりますが、これだけの清潔さと手軽さを考えれば、コストパフォーマンスは非常に高いと感じます。パッケージを開けて水を注ぐだけで栽培がスタートできるので、種まきの時に手が汚れることもありません。

無印良品の猫草が選ばれる理由

最大のメリットは「処分のしやすさ」にあります。通常の土は自治体によっては燃えるゴミとして出せないことが多く、処分方法に頭を悩ませがちです。しかし、無印のパルプ培地であれば、使い終わった後はそのまま「燃えるゴミ」としてポイっと捨てられます。この手軽さは、忙しい現代人にとって非常に大きなポイントではないでしょうか。

さらに、無印良品の店舗はショッピングモールや駅ビルに入っていることが多く、仕事帰りや買い物のついでに立ち寄りやすいのも嬉しい点です。もし店頭に在庫がない場合でも、公式のネットストアで店舗受け取りを指定すれば送料もかかりません。シンプルなデザインはどんなインテリアにも馴染むので、「部屋の雰囲気を壊したくない」というこだわり派の方にもおすすめです。

ダイソーや100均の種は値段が安くコスパが良い

次に、コストをとにかく抑えたいという方に強くおすすめしたいのが、ダイソーやセリア、キャンドゥといった100円ショップの活用です。「猫草 どこに 売っ てる」と検索して安さを追求するなら、ここが終着点と言っても過言ではありません。

特にダイソーで販売されている「ペットの健康 猫草の種」は、80g入りで税込110円という驚異的な安さを誇ります。この80gという量がどれくらいかと言うと、一般的なサイズの栽培容器であれば、およそ10回分以上は余裕でまける量です。つまり、1回あたりのコストはわずか数円から十数円。無印良品やホームセンターのキットと比べると、圧倒的なコストパフォーマンスです。

ただし、100均で購入できるのは基本的に「種」だけである点には注意が必要です(一部店舗では簡易的な土とのセットもありますが、種単体の方がコスパは高いです)。そのため、別途「土」と「容器」を用意する必要があります。

100均ショップ 特徴とおすすめポイント
ダイソー 種の量が豊富でコスパ最強。園芸コーナーだけでなくペット用品コーナーにも置かれていることが多い。
セリア おしゃれな容器や小分けの土が充実している。インテリアに合う栽培セットを自作したいDIY派におすすめ。
キャンドゥ 「おちょこで育てる猫草」など、ギフトや面白グッズ的な商品が見つかることも。見て楽しむ要素が強い。

私の場合は、ダイソーで種を買い、セリアでおしゃれな白いプラスチック容器と培養土を購入して組み合わせています。これなら初期費用300円程度でスタートでき、2回目以降は土と種がある限り0円で栽培を続けられます。

種の状態には個体差も

100均の種は非常に安い反面、稀に発芽率にバラつきがあると感じることがあります。また、季節によっては店頭から姿を消してしまうことも。見つけた時に2〜3袋まとめて買っておくと、いざという時に困りませんよ。

ホームセンター売り場なら生草がすぐに手に入る

「今すぐ猫に草を食べさせたい!」という緊急事態において、最も頼りになるのがホームセンターです。コーナン、DCM、カインズなどの大型ホームセンターでは、園芸コーナーの野菜苗売り場付近に、すでに食べ頃まで育った状態の猫草(ポット苗)が販売されています。

種から育てると、どんなに早くても発芽して食べられるようになるまでには1週間〜10日ほどの時間がかかります。しかし、猫が毛玉でお腹の調子を崩している時は、そんなに待っていられませんよね。ホームセンターに行けば、3号ポット(直径9cm程度)に入った青々としたエンバクが、一鉢200円〜400円程度で手に入ります。購入して帰宅したその瞬間に、愛猫に「どうぞ」と差し出せるスピード感は、他のどの購入方法にも代えがたいメリットです。

また、ホームセンターは「大量消費」派の飼い主さんにとっても聖地です。3リットルや5リットルといった大容量の「猫草専用の土」や、徳用サイズの種が売られているのもホームセンターならでは。特に多頭飼育をされているご家庭では、小さなキットではすぐに食べ尽くされてしまうため、プランターで一気に育てられる大袋の資材が重宝します。

購入時のチェックポイント

生草を購入する際は、葉先が枯れていないか、土にカビが生えていないかをよく確認しましょう。また、屋外の園芸コーナーに置かれている場合、稀に小さな虫がついていることがあります。自宅に持ち込む前に、葉の裏などを軽くチェックすることをおすすめします。

ネット通販の価格やまとめ買い情報をチェック

近くに無印良品やホームセンターがない場合、あるいは定期的に購入するのが面倒な場合は、楽天市場やAmazonなどのネット通販が非常に便利です。「猫草」で検索すると、実店舗では見かけないような高機能な商品や、まとめ買いでお得になるセットがたくさん見つかります。

ネット通販で特に人気が高いのが、HARIO(ハリオ)の「にゃんベジ」シリーズです。これは専用の磁器製容器とリフィル(再生パルプと種がセットになったもの)を使用するタイプで、インテリア性が非常に高く、SNS映えすると評判です。リフィルをセットして水を入れるだけという手軽さは無印良品に似ていますが、容器のデザイン性でこちらを選ぶ方も多いですね。

また、チャーム(charm)のようなペット用品専門店の通販サイトでは、プロが管理した品質の高い生草を自宅まで配送してくれます。特に「3ポットセット」や「5ポットセット」などは、多頭飼いの方や、近所のホームセンターの品質に満足できない方によく選ばれています。ただし、生きた植物なので、受け取りが遅れると枯れてしまうリスクがある点には注意が必要です。

価格に関しては、単品で購入すると送料がかかって割高になるケースが多いですが、キャットフードや猫砂などの日用品とあわせて購入することで送料無料ラインをクリアするのが賢い買い方です。Amazonの定期おトク便などを利用すれば、買い忘れを防ぎつつ割引価格で購入することも可能です。

猫草の代用でその辺の雑草を与えるリスクとは

「猫草なんて買わなくても、外に生えている雑草でいいんじゃない?」と考える方もいるかもしれません。確かに、猫草として売られているエンバクや大麦に似たイネ科の雑草(エノコログサなど)は、道端や公園によく生えています。しかし、結論から言うと、野外の雑草を採取して与えるのは非常にリスクが高く、おすすめできません。

最大のリスクは「除草剤」や「殺虫剤」の付着です。公園や道路脇の植え込みは、管理のために定期的に薬剤が散布されている可能性があります。これらは猫の小さな体にとっては猛毒となり得ます。見た目では薬剤がかかっているかどうかを判断することは不可能です。

さらに、「寄生虫」や「ウイルス」の感染リスクも無視できません。野良猫や犬、その他の野生動物が排泄をしている場所の草には、回虫の卵やパルボウイルスなどが付着している恐れがあります。完全室内飼育で大切に育てている猫ちゃんに、わざわざ外の病原菌を持ち込むような行為は避けるべきでしょう。

また、植物の専門知識がない場合、猫にとって有毒な植物を誤って採取してしまう危険性もあります。数百円を節約するために、愛猫の健康を危険に晒すのは割に合いません。やはり、衛生管理された市販の猫草を利用するのが、安全面でも精神衛生面でも一番安心かなと思います。

猫草はどこに売ってるか調べた後に知るべき育て方

自分に合った購入場所が見つかったら、次はいよいよ「栽培」への挑戦です。買ってきたキットや種をただ置いておくだけでは、美味しい猫草は育ちません。ここでは、多くの飼い主さんが直面する「カビ」や「枯れ」といったトラブルを防ぐための具体的なテクニックを、私の失敗談も交えてご紹介します。

水耕栽培のやり方とカビを生えさせない注意点

土を使わない「水耕栽培」は、虫が湧きにくく清潔なので室内飼育にぴったりですが、実は土耕栽培よりも少し管理の難易度が高い側面があります。最大の敵は「水腐れ」と「カビ」です。

水耕栽培を成功させるための手順は以下の通りです。

  1. 容器の準備: ザルとボウルがセットになった容器や、底に穴が開いた専用容器を用意します。100均の豆苗プランターなども代用可能です。
  2. 培地のセット: 清潔なキッチン用スポンジや、ハイドロボールなどを敷き詰めます。
  3. 種まき: 種が重ならないようにパラパラと撒きます。種が密集しすぎると通気性が悪くなり、カビの原因になります。
  4. 水やり: 最初の数日は、種が半分浸かるくらいの水位を保ちます。完全に水没させると種が呼吸できずに腐ってしまうので要注意です。

そして、ここからが最重要ポイントですが、水は「毎日必ず交換」してください。水耕栽培の水は、夏場などは半日で腐敗し始め、独特の腐ったような臭いを発します。これが根腐れやカビの直接的な原因になります。

白いフワフワはカビじゃないかも?

発芽してすぐの頃、根の部分に白い綿毛のようなものがびっしり生えることがあります。これを見て「カビだ!」と慌てて捨ててしまう方が多いのですが、実はこれは「根毛(こんもう)」という植物の正常な器官である可能性が高いです。根毛は全体的に均一に生えますが、カビは蜘蛛の巣状や斑点状に広がります。臭いを嗅いでみて、カビ臭くなければ根毛ですので、そのまま育てて大丈夫です。

猫が猫草を食べない時は品種や硬さを見直す

せっかく一生懸命育てたのに、いざ猫の前に出してみると「フンッ」と顔を背けられてしまった...。これは猫草栽培あるあるですね。猫が食べてくれない場合、いくつかの原因が考えられますが、まずは「草の硬さ」を疑ってみてください。

猫草(エンバクなど)は、成長すればするほど葉が硬くなります。特に高さが15cmを超えてくると、葉の繊維が強くなりすぎて、猫が噛み切れなかったり、口当たりを嫌がったりすることがあります。人間で言えば、硬いスジばかりの野菜を食べているような感覚かもしれません。一番美味しい食べ頃は、草丈が10cm〜15cm程度の、まだ若くて柔らかい時期です。育ちすぎた草は思い切って処分し、常に新しい若葉を提供できるように「リレー栽培(時期をずらして種をまく)」をするのがコツです。

また、猫にも「品種の好み」があります。一般的に流通しているのは「エンバク(オート麦)」ですが、中には「大麦(バーリー)」や「ライ麦」、「ハト麦」の方を好む猫もいます。もしエンバクを全く食べないようであれば、ネット通販などで異なる種類の種を取り寄せて試してみるのも一つの手です。ちなみに我が家の猫は、無印のキット(エンバク)よりも、なぜかホームセンターで買った大麦の若葉の方が食いつきが良いです。こればかりは猫様に聞いてみないと分かりませんね。

子猫にはいつから与える?消化不良のリスクを解説

「猫草 どこに 売っ てる」と調べている方の中には、最近子猫を迎え入れたばかりの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、子猫に猫草を与える際には細心の注意が必要です。

一般的に、子猫に猫草を与えても良いとされる時期は、消化器官がある程度発達してくる「生後6ヶ月〜1歳以降」が目安とされています。まだ離乳して間もない子猫や、体が小さな時期に繊維質の塊である猫草を与えてしまうと、胃腸がそれを処理しきれず、激しい下痢や嘔吐を引き起こすリスクがあります。

子猫は好奇心旺盛なので、目の前に草があれば遊び半分で食べてしまうことがあります。しかし、それが原因で消化不良を起こし、脱水症状になってしまっては大変です。まだ毛玉を吐く必要性も低い時期ですので、焦って与える必要はありません。

もし成猫と一緒に子猫を飼っている場合は、成猫が食べる時だけ猫草を出し、普段は子猫の手(口)が届かない場所に保管するなどの対策が必要です。いつから与えて良いか迷う場合は、自己判断せずに、ワクチン接種などのタイミングで獣医師に相談してみることを強くおすすめします。

すぐ枯れるのを防ぐ日光管理と水やりの頻度

「買ってきた猫草が、数日ですぐに黄色くなって枯れてしまった」という悩みもよく耳にします。猫草を長持ちさせる、あるいは元気に育てるための最大の鍵は「日光」です。

猫草として使われるイネ科の植物は、太陽の光が大好きです。室内飼育だと、どうしても部屋の奥やケージの近くなど、日当たりの悪い場所に置きっぱなしにしがちですが、これだと光合成ができずに弱ってしまいます。特に発芽した直後に日光が不足すると、光を求めてひょろひょろと細長く伸びる「徒長(とちょう)」という状態になり、すぐに倒れて枯れてしまいます。

長持ちさせるコツ

発芽して芽が出揃ったら、できるだけ日当たりの良い窓辺(南向きがベスト)に移動させましょう。日中にしっかりと日光を浴びせることで、茎が太く、葉の色も濃い緑色の丈夫な草に育ちます。

水やりに関しては、「やりすぎ」が枯れる原因のナンバーワンです。土の表面が常にジメジメ濡れている状態だと、根が呼吸できずに根腐れを起こします。水やりは「土の表面が乾いたら、たっぷりと」が基本です。受け皿に水が溜まったままになっているのもNGですので、水やり後は必ず受け皿の水を捨ててください。

猫草に毒性はないが似た植物を誤食させない対策

基本的に、市販されている「猫草(エンバク、大麦など)」に毒性はありません。しかし、家の中で植物を育てる習慣がつくと、恐ろしい落とし穴にはまる可能性があります。それは「観葉植物の誤食」です。

猫にとって、ユリ科の植物(ユリ、チューリップ、ヒヤシンスなど)は猛毒です。花瓶の水を舐めただけでも、急性腎不全を起こして数日で命を落とすことがあるほど危険です。また、ポトスやアイビー、ドラセナといった一般的な観葉植物も、猫にとっては中毒症状を引き起こす有害な植物です。

猫は「これは食べていい草(猫草)」「これはダメな草(観葉植物)」という区別を明確にはできません。「家の中にある緑色の葉っぱは、全部食べていいものだ」と認識してしまう可能性があります。そのため、猫草を導入するのであれば、それ以外の危険な植物は徹底して猫の生活圏から排除する必要があります。

「高いところに置けば大丈夫」というのも油断禁物です。猫は驚くべき身体能力で到達します。猫の安全を守るためにも、部屋に置く植物は「猫草」や「完全に安全が確認されている植物」だけに絞るのが、飼い主としての責任ある行動かなと思います。

(出典:環境省自然環境局『住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン』

猫草はどこに売ってるかライフスタイルで使い分ける

ここまで、猫草の販売店や育て方について詳しく見てきました。最後に、あなたのライフスタイルに合わせた最適な選び方をまとめておきましょう。

あなたのタイプ おすすめの購入場所・方法
とにかく今すぐ猫に与えたい! ホームセンター・ペットショップ (生草のポット苗を購入)
部屋を汚したくない・虫が嫌だ 無印良品 (土を使わないパルプ栽培セット)
コスト最優先・DIYが好き ダイソー・100均 (種を購入して土耕栽培)
おしゃれに飾りたい・買い物が面倒 ネット通販(楽天・Amazon) (ハリオ等のキットやまとめ買い)

猫草は、猫ちゃんの健康維持やストレス解消に役立つ素敵なアイテムです。しかし、どこで買うか、どう育てるかによって、飼い主さんの負担や満足度も大きく変わってきます。

「猫草 どこに 売っ てる」と検索したことをきっかけに、あなたと愛猫にぴったりの「猫草ライフ」が見つかることを願っています。まずは一番通いやすいお店で、手軽なものから試してみてはいかがでしょうか。

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